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アニメ『転生したらスライムだった件』10話感想 - ガビルはあかんやつ

秋アニメ『転生したらスライムだった件』10話「オークロード」感想です。

前回のあらすじ

リムルたちの村の開発は着々と進んでいた。カイジンたちがさまざまな道具や住居を建設し、ゴブリン・キングに任命されたリグルドのもとゴブリン・ロードが村を治める。順調に進む村の様子を見ながらリムルは、シズから受け継いだスキルを試しに、ひとり洞窟へと向かった。そこにランガから思念伝達で救援要請が入る。リムルが駆けつけると、そこには6人の大鬼族(オーガ)がいた。大鬼族(オーガ)のひとりがリムルに告げる「正体を現せ、邪悪な魔人め」。ジュラの大森林になにが起きているのか。

 あらすじ

この世界で初めて肉を口にしたリムルはうまい!と唸る。

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オーガたちはオークの襲撃を受け、里は蹂躙尽くされたと語る。オークたちは魔王によって使われているのではないかとオーガたちは言う。オーガの仲間は300人いたが、6人だけになってしまっていた。力を蓄え、オークに報復しようと考えるオーガたちのリーダーだったが、特にプランはないようだった。オーガたちを仲間に加えようとするリムル。

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オーガのリーダーはリムルに付くことに決めた。オーガたちを配下に加えるリムル。オーガたち全員に名前を与えるリムルだった。全員に名前をつけ終わったリムルはすぐに眠ってしまっていた。目覚めると、オーガたちは進化し、鬼人になっていた。上位の魔物であればそれに見合った魔素が消費されるため、リムルは深い眠りに落ちていたのだった。

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一方、リザードマンたちの国に、20万のオークの軍勢が迫っていた。リザードマンの長は伝説のオークロードの存在があるのではないかと語る。そこで援軍を頼むべきであると長は判断する。そして息子であるガビルに命を下す。ガビルはゲルミュットに名をもらった貴重なネームドであった。

オーガのリーダーであったベニマルとオークについて話すリムル。オーガたちはゲルミュットという魔人についても語る。その名は聞き覚えがあるリムルだった。ゲルミュットは各地で魔物に名前をつけて回っているようだった。

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そしてガビルは部下たちに担がれ、変な気を起こすのだった。

感想

オーガたちがより人間らしい姿の鬼人へと進化を果たしました。前回の感想でも書いたのですが彼らがイケメン枠と美少女枠を担ってくれます。基本魔物ばかりで構成されているのがリムルの村ですので、人間に近い姿をもっている彼らは貴重な存在です。個人的にはシュナよりもシオンのほうが好み。シュナはオーガだった頃と印象があまり変わりませんが、シオンはけっこう変化しているのがいいですね。

リザードマンについて

オーガたちの他に今回は、リザードマンたちもその姿を現しました。その中でもガビルはひときわ輝く存在感を示してくれました。もうその声を聞いた瞬間から「あっ、こいつあかんやつや」と思わせてくれます。声優は福島潤。このすばのカズマ以来すっかりこんなかんじの役が板について、ある意味覚醒を果たしたなと感じます。ガビルはあかんやつではあるのですが、憎めないところも持ち合わせているいいキャラです。余談ですが、『オーバーロード』ではこのすばでアクアを演じていた雨宮天リザードマンを演じていたのは面白いシンクロ。

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そしてガビルの妹の声優は大久保瑠美でした。彼女は声も相まってリザードマンの姿でもかわいいとちょっと思ってしまったのですが、後々もっと可愛くなります。

9話以降の展開について

シズが亡くなって、リムルが人間の姿を手に入れてからは、ストーリーが本格的に動き出して、お遊びの部分がほとんど見られなくなりました。これまでのゆっくりで丁寧すぎると感じるテンポとは明らかに違ってきているとも感じますし、本当に人間の姿を手に入れてから本気出すって感じだったみたいですね。

どうでもいい話

『転スラ』にそこまで関係があるというわけではありませんが、シズ役で出演している声優の花守ゆみりがどうやら現在炎上中みたいです。

真偽も定かではありませんし、取り沙汰されていることについて直接は書こうと思わないのですが、こういう事があるたびに、作品自体を見る目に影響を及ぼしてしまうのは、なんとも難儀なことだなと感じます。声優がどんな事態になろうとも素直に作品だけを見つめることができればいいのですが、生粋の声豚である私にはすごく難しい。『転スラ』本編にはもうほとんどシズ出てこないでしょうから、ホントあんまり関係ないんですけどね。