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アニメ『転生したらスライムだった件』4話感想 - イキリスラ太郎、はじまる

秋アニメ『転生したらスライムだった件』4話「ドワーフの王国にて」感想です。

前回のあらすじ

洞窟を出たリムルが出会ったのは、牙狼族の襲撃に追い詰められたゴブリンたちだった。なりゆきでゴブリンの村を助けることになるリムル。その夜、牙狼族がゴブリンの村を再び襲撃する。しかし、リムルのスキルを生かした作戦が功を奏し牙狼族が次々と倒れていく。ボスをやられ、リムルの圧倒的な力に屈した牙狼族は、リムルの配下になることを誓う。リムルは自らを慕うゴブリンと牙狼族に名前をつけ、ゴブリンはホブゴブリンとゴブリナ、牙狼族は嵐牙狼族(テンペストウルフ)へと進化する。

あらすじ

牙狼族の背に乗り、ドワーフの王国であるドワルゴンに向かうリムルたち一行。道中ゴブリンや嵐牙狼族の仲間たちと話をするリムル。この世界には魔王軍が存在すること、嵐牙は自分のこと恨んでいないことを確認する。そしてドワーフの王国の話をゴブタに聞くと、なんとエルフもいるという。俄然期待が高まるリムル。

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ドワルゴンは自由貿易都市であり、街の中では争いはご法度。ドワルゴンの強大な軍事力がそれを可能にしていた。それを聞いて安心するリムルだったが、以前ドワルゴンに行ったことのあるゴブタの顔色は優れなかった。嫌なフラグが建ったなと思うリムルであった。

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牙狼族のおかけで本来であれば2ヶ月かかるところを3日でドワルゴンへたどり着いた一行。ゴブタのみを案内役として連れて行くリムル。街の入口の関所に並んでいると、輩のような冒険者たちに絡まれる。

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人を襲うなと言った手前、ゴブタに見ざる聞かざる状態になるように言うリムル。自らは絡んできた冒険者たちと対峙する。擬態能力で巨大な嵐牙の姿(黒嵐星狼)になるリムル。冒険者たちの攻撃は一切のダメージを与えることはなかった。威圧のスキルを発動するリムル。威圧のみでも影響は甚大であった。騒ぎを聞きつけたドワーフたちが駆けつけ、投獄されてしまうリムルとゴブタ。

警備隊隊長のカイドウに事の詳細を話していると、鉱山に採掘に出かけていたドワーフたちが大怪我をしてしまったという知らせが届く。それを聞いたリムルは大量の回復薬を作り出し、カイドウに託したのだった。

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待っている間ひたすら眠っているゴブタで遊ぶリムル。そこにすっかり回復したドワーフたちとカイドウが現れ、釈放される。リムルはカイドウに頼みを聞いてもらうことに。ドワーフの街の発展度合いに目を輝かせるリムルだった。そして腕の立つ鍛冶師であるカイドウの兄カイジンのもとにたどり着く。そこには昨日助けたドワーフたちもいた。

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本題をカイジンに話すと今は立て込んでおり、難しいと言う。大臣からロングソードを今週中に20本作れという無理難題を押し付けられていた。出来なければ職人としての資格を剥奪されるかもしれないという。しかし材料も時間もまったく足りていなかった。そこでリムルは自身が洞窟内で材料である魔鉱石をしこたま溜め込んでいることに気づき、魔鉱石を更に精製した魔鉱塊を吐き出すのだった。

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リムルは魔鉱塊の代価として、信頼できる技術者をよこしてほしいと言う。なんだそんなことかとカイジンは了承する。更にリムルはカイジンの作った剣を解析し、あっさりとその剣のコピーをノルマ分作り出す。

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ドワーフたちはお祝いとしてエルフのきれいなお姉さんがいる店に連れて行ってくれるという。喜び勇んで店に赴くリムル。扉を開けると、そこは天国だった。

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感想

リムルがうざい。これはイキリスラ太郎と言われても仕方ない。どうしてもそう感じてしまいます。リムルがなんでもできてすごいのはもう十分わかった。前回はよかったんですが、今回はちょっとこれまでで一番つらかった回かもしれない。てへぺろブラックジャックパロセリフがあまりに寒い。エルフがたくさんいる夜のお店でデレデレなのは、まあイキリ以外の面をみせたかったのでしょうが、なんだか好感度を下げるだけのような気がします。元々の年齢が37歳という設定もおちゃらけた性格との悪いアンバランスさを感じさせますし、上司の要求がどこの世界でも理不尽というネタは誰でも思いつくようなもので、あまり活かされていると感じません。

今回は展開もゆっくりな気がしました。もっと飛ばしてくれてもいいようなシーンが多かったように感じます。テンポが悪いのに端々に挟んでくるギャグもあまりおもしろくないという最悪のパターン。