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アニメ『転生したらスライムだった件』3話感想 - ゴッドファーザーリムル

秋アニメ『転生したらスライムだった件』3話「ゴブリン村での戦い」感想です。

前回のあらすじ

友達となったスライム三上と暴風竜ヴェルドラは互いに名前を送り合う。ヴェルドラはスライム三上にリムルの名を送り、リムルはお互いのファミリーネームをテンペストと名付けた。そして、リムルはヴェルドラの封印を解くためスキル・捕食者でヴェルドラを体内に取り込んだ。ところがこれによってジュラの大森林周辺の国家に衝撃が走る。リムルに取り込まれたことでヴェルドラの脅威が消失したため、ジュラの大森林を通って大国が小国へ侵攻することも可能になる。そんなことはいざ知らずリムルは洞窟を抜け、ゴブリンたちと遭遇する。

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あらすじ

なりゆきでゴブリン族を助けることとなったリムル。傷ついたゴブリンたちを癒やし、戦いへの備えを促し、牙狼族との対決のときがやってきた。リムルが牙狼族の長を一瞬で屠り、捕食したことにより、ゴブリン族と牙狼族の戦いはあっさりと幕を下ろす。

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牙狼族もリムルへの服従を誓うことになった。その後牙狼族とゴブリン族が共存するコミュニティが出来上がり、二人一組で行動させ仲良くうまくやるようにと言うリムル。名前を持たない魔物の彼らに名前を与えることにしたリムル。皆はとても喜んだ。なぜか大丈夫なのかと心配するゴブリンの村長改めリグルド。

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次々と名前を与えていくリムルだったが、ゴブリン族全てに名前が行き渡り、その後牙狼族の長の息子に嵐牙と名付けたところで、なぜか魔素が尽きて身動き一つ取れなくなってしまい、周囲の状況もわからなくなってしまう。

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3日後、復活したリムルの目に飛び込んできたのはすっかり進化したゴブリンたちと牙狼族の姿だった。実は名前を与えるということは魔物としての格を上げるという行為だった。自らの魔素が尽きてしまった理由に気づき、納得するリムル。

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その後もコミュニティは発展していく中で、リムルはルールを作る。1つ目は仲間同士で争わないこと、2つ目は人間を襲わないこと、3つ目は他の種族を見下さないこと。

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インフラ面を整えようとするリムルだったが、彼らに服飾や建築に関する技術がないと知り、それらの技術を知るドワーフたちへ助力を仰ぐため牙狼族改め嵐牙狼族(テンペストウルフ)の背にまたがり、村を後にするのだった。

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感想

今回から格段に面白くなった気がします。この作品は王というのか神というのかそのような存在のロールプレイをして、周囲の進化や発展を促していくのが醍醐味なのかもしれません。これまでのなろう系であれば、リムルさんtueeeeeeeeeeeeで終わっているようなところを更に発展させ、周囲を自分と同じような存在のレベルにまで成長させていくストーリーはこれまで見てきたなろう作品とは一線を画すものであるなと感じられました。これは勝手なイメージかもしれませんが、なろう系は周囲の人々が主人公を称賛するためだけに存在しているように見えたりしていました。しかし今作はリムルが彼らを導き、彼らがどのようにすれば今よりいい状況になれるかしっかり考えていくというのがいい点ではないかと思います。

またそれを良くも悪くもゲーム的というのか無感情というのか淡々と行っていくのが印象的です。リムル自体はプレイヤーの写身という存在であるのを意識しているのかもしれないと感じました。展開も種族単位で仲間にしていくため、単純に冒険していくストーリーとはスケールの大きさが違いますね。なぜこの作品が広く受け入れられているのか理解できた気がします。

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あとどうでもいいんですが石上静香がゴブリン演じているのは笑った。ゴブスレではあんな目に遭わされてるのにゴブリン演じるんかい。