かおすもにゅめんたむ

アニメ・アイドルのブログ

アニメ『寄宿学校のジュリエット』1話感想 - 正統派少年誌ラブコメ

アニメ『寄宿学校のジュリエット』1話「犬塚露壬雄とジュリエット・ペルシア」感想です。

イントロダクション

この恋は、秘密―。寄宿学校、ダリア学園。孤島に佇むこの名門校には、敵対する2つの国の生徒が通い、日々、争いを繰り返していた……。そんな状況の中、東和国寮の1年生リーダー、犬塚露壬雄と、ウェスト公国寮の1年生リーダー、ジュリエット・ペルシアは、実は秘密の恋人同士!犬塚の告白ではじまったこの恋は、学園中の誰にも!絶対!!何があっても!!!バレちゃダメ!「別冊少年マガジン」での連載開始時から話題沸騰の学園ラブコメ
その爆発的な人気は、「週刊少年マガジン」への異例の電撃移籍を経て、今なお加速中。​最新9巻までの累計部数は150万部を突破!TVアニメは、『恋と嘘』や『アルスラーン戦記』を手掛けたライデンフィルムが制作。監督に『山田くんと7人の魔女』『恋と嘘』の宅野誠起、 シリーズ構成に『四月は君の嘘』『七つの大罪 戒めの復活』の吉岡たかをを迎え、他にも注目のスタッフが大集結!絶対内緒の学園ラブコメ、開幕!!!

スタッフ

原作 :金田陽介講談社週刊少年マガジン」連載)/ 監督 :宅野誠起 / 助監督 :臼井文明 / シリーズ構成・脚本 :吉岡たかを / キャラクターデザイン :森本由布希 / 美術設定 :青木智由紀、イノセユキエ / 美術監督 :齋藤幸洋 / 色彩設計 :野地弘納 / 撮影監督 :田村 仁 / 編集 :吉武将人 / 音響監督 :鶴岡陽太 / 音響効果 :森川永子 / 音楽 :横山 克 / オープニングテーマ :fripSide「Love with You」 / エンディングテーマ :飯田里穂「いつか世界が変わるまで」 / アニメーション制作: ライデンフィルム / 製作 :寄宿学校のジュリエット製作委員会

キャスト

犬塚 :小野友樹 /ペルシア :茅野愛衣 / 蓮季:佐倉綾音 / シャル: 嶋村 侑 / 胡蝶 :日高里菜 / 手李亞 :小倉 唯 / スコット :神谷浩史 / 丸流 :杉田智和 / 土佐 :細谷佳正 / 古羊 :下野 紘 / アビ :立花慎之介 / ソマリ :喜多村英梨/  ケット :興津和幸 / サイベル :上坂すみれ/  レックス :星野貴紀 / 獅子 :飯田里穂 / 歩米良 :本渡 楓 / 藍瑠 :小野大輔

あらすじ

f:id:mochirixi:20181006143825j:image

寄宿学校・ダリア学園には、東和国とウェスト公国という2つの国の生徒が通っていた。両国は敵対関係にあり、学園においても両国の生徒は日々争いを繰り広げていた。

その先頭に立つものが2人。一方は東和国黒犬寮の1年生リーダー犬塚露壬雄、方やウェスト公国白猫の寮の1年生リーダージュリエット・ペルシア。

特に理由もなく、今日もいがみ合い、ぶつかり合う両軍だったが、大きな権限を持つ監督生によって解散させられる。

実は犬塚露壬雄には秘密があった。それは敵国のリーダーであるジュリエット・ペルシアに長年恋をしていること。意を決して告白しようとする犬塚。探りを入れるべく白猫寮へ赴く。不意に初等部の児童たちが、白猫寮にいたずらをしているところが見つかり、捕まえられているところに出くわす。イタズラをするなんて真の強さではないと説くペルシア。あふれる母性と気品で初等部の児童を包み込むペルシアに対し、恋心を強く認識し直す犬塚。

f:id:mochirixi:20181006143839j:image

気付くと隠れていたはずが、姿は丸出しだった。焦ってごかますため告訴するぞと喚き走り去る犬塚。その様子を見ていた不良3人組。

不良2人はペルシアを奇襲しようとするも、返り討ちに合う。しかし潜んでいたもう1人により、催涙スプレーを浴びせられ、ペルシアは捕まってしまう。服をひん剥かれたところを間一髪救い出す犬塚。ペルシアは犬塚に襲われたと勘違いしたのか、涙を浮かべ立ち去ってしまう。

f:id:mochirixi:20181006143848j:image

獲物を横取りされたと憤る不良3人に呼び出された犬塚だったが、あっさり3人を返り討ちに。そこに飛んでくる矢文。結ばれていたのは果たし状と思われるペルシアからの手紙だった。

そして噴水広場にて繰り広げられる剣戟。どさくさまぎれにペルシアに告白してしまう犬塚。ペルシアは当然戸惑う。

お前と一緒にいられるならこんな世界変えてやる!」と言う犬塚。なんやかんやペルシアは犬塚と付き合うことを了承する。感涙する犬塚。しかし当然ながらこの関係は秘密であった。

感想

うーん…古臭い。正統派といえば聞こえがいいですが、意外性のようなものがほとんど感じられず、攻めたサービスシーンも1話にはないため掴みとしては微妙。ロミオとジュリエットをテーマにしている作品ですが、何番煎じだよと。パンチがない少年誌正統派ラブコメ少年マガジンの掲載作は、一方ではかなり過激な描写のラブコメ作品もあるのに、こんなに健全な作品もあり、両極端ですね。作画はかわいいですし、よく動くのですがやはり話がどうにも弱いので印象は良くないです。

個人的に有名声優で固めたキャスティングもあまり好きになれません。キャラクターに合っていないというわけではありません。しかし無難すぎて…仮に大半が新人で手垢があまりついていないと私が思える声優を多く起用していたら、もうちょっと見る目が変わったかなと思います。

なぜかOPEDが共にラブライブ声優(μ’s)なのは意識してのことなんですかね。