アニメ『うちのメイドがウザすぎる!』1話感想 - まぜるな危険?ロシア系美少女とマッチョメイド
2018秋アニメ『うちのメイドがウザすぎる!』第1話「うちのメイドがウザすぎる!」感想です。
イントロダクション
仕事を探している鴨居つばめは、職業安定所で理想が高すぎる(?)条件を提示し、あっさり断られます。失意の中、去年のお正月に帰省した際に見かけた、ロシア語を話す幼女の家の目の前にやってきました。庭を覗き込むと、以前とは違いすっかり荒れ果てて人の気配がありません。「あの雪の妖精は冬の日の幻だったのか?」とがっかりしていたつばめでしたが、ふと柵の近くに目をやると、そこには「家政婦さん急募!」の文字が・・・!
スタッフ
原作:中村カンコ(双葉社「月刊アクション」連載中) / 監督:太田雅彦 / シリーズ構成:あおしまたかし / キャラクターデザイン:山崎淳 / アニメーション制作:動画工房
キャスト
高梨ミーシャ:白石晴香 / 鴨居つばめ:沼倉愛美 / 鵜飼みどり:M・A・O / 鷲崎みみか:原田彩楓 / 森川ゆい:井澤詩織 / 高梨康弘:加藤将之
第1話あらすじ
白人美幼女に私の作ったフリフリのお洋服を取っ替え引っ替え着替えさせてキャッキャウフフする求人を探している元航空自衛官の鴨居つばめ。当然そんな求人あるはずもなく肩を落として帰宅する途中、癒されようと1年前に白人美幼女のミーシャに心射抜かれた家を見に行く。
庭は荒れて人が住んでいる気配がないが、壁に家政婦募集の張り紙が出されているのに気付く。とりあえず電柱によじ登り偵察。その様子を見たミーシャは一目散に逃げるのだった。
白人美幼女がいることを確認でき正式にメイドとして雇って欲しいと訪ねるが、ミーシャにメイドなんかいらないと言われ泥水を浴びせられてしまう。しかし元自衛官のつばめは全く動じない。ミーシャは泥を落とすためにお風呂に入るが、先につばめが入っていた。つばめの「髪の毛をもっとちゃんと洗わないと」という言葉がミーシャの母の言葉とも重なり、ミーシャはさらにつばめに対して反発するのだった。
翌日メイド服を着たまま出勤してきたつばめ。ミーシャはを使って偵察するも見破られ、部屋にこもりきりになる。そんなところへつばめがカレーを作って持ってくる。いらない!と突っぱねるが、カレーの匂いに負けて、つばめがいないのを確かめて部屋の扉を開ける。しかしつばめは持ち前の筋肉で天井に張り付いていたのだった。その翌日、ミーシャに同年代の友達がいないから寂しいのだと体操服姿のまま出勤してくるつばめだった。
感想
『ゆるゆり』などでおなじみ、動画工房制作の太田雅彦とあおしまたかしのコンビ。幼女趣味を公言してはばからない筋肉ムキムキの元自衛官と生意気な幼女の組み合わせだが、小ネタが多く、おもしろポイントは全然あらすじには書ききれない。一番やべぇなこいつと思ったのは「生殖能力を備える前の少女は妖精」とかのたまわったところで、このブログにも書いていいのかどうか迷いましたが、まあこれくらいはいいだろうと書いておきます。
ミーシャの表情がすごく豊かなのが、美少女ものの定評がある動画工房の本領発揮と言った感じでしょうか。子供の裏表のなさというか喜怒哀楽が良く表現されていると思います。屈託ないという意味では、つばめも大概だが…まあいずれにせよ動画工房は適任だと思うわけです。そのほかではミーシャが、電柱に登っているつばめを見つけて階下に降りる時の疾走感が良かったです。
それで問題のストーリーですが、なんか正直1話でお腹いっぱいというか、これからどう広がっていくのか。眼帯の過去とかミーシャの母がいない理由とか色々話して、結局なんだかんだあって、つばめに少しずつ心の扉を開いていくのかなあと思うのですが。何気に幼女趣味のオタだけでなく腹筋女子フェチのオタに好評だったりするかもしれません。