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アニメ『はねバド!』1話感想 - 正統派美少女スポ根アニメ

2018夏アニメ『はねバド!』の第1話感想です。

あらすじ

北小町高校バドミントン部の主将・荒垣なぎさは、昨年の全日本ジュニアで、とある少女に1ポイントも取れず惨敗した。それ以来スランプに陥り、自分や他の部員たちに厳しく当たる日々を送ってきたなぎさ。
「アタシたちは天才じゃないんだから、努力するしかない......」
半年後。そんななぎさの前に、ひとりの新入生が現れる......

スタッフ

作画監督石原恵治、北原広大
総作画監督:木村智

感想

はねバド!』の原作は『good!アフターヌーン』連載中のバドミントンをテーマにしたスポ根漫画で、初期の頃がコミカルで可愛らしい絵柄だったのに対して、現在はシリアスな劇画チックな絵柄になっているのが色んなメディアで話題になっています。アニメはどういう始まり方をするのかなと思ったら、最初からシリアスで始まりました。まあ後半の話との整合性を考えるとコミカルなスタートは切りにくかったのでしょう。


第1話は、まず全日本ジュニアで荒垣なぎさが羽咲綾乃に21-0で敗北するというシーンから始まり、それに屈辱を受けたなぎさが、北小町高校で厳しい練習を部員に課しており、部員が反旗を翻して退部します。

一方、北小町高校に入学した綾乃は友人の藤沢エレナとどこの部活に入るか迷います。結局テニス部に入るのですが、なぎさにテニスしているところを見られ、なぎさは畏怖の念から逃げ出します。綾乃はひょんなことからバドミントンの才能を、北小町高校バドミントン部コーチの立花健太郎に見抜かれ、バドミントン部にスカウトされます。

しかし綾乃はこれを固辞。エレナが無理やりバドミントン部に連れて行きますが、綾乃は「バドミントンの部活なんかなんの意味もない」と一蹴します。そこをなぎさの努力や苦悩を一番近くで感じている部員の泉理子が「意味なくない」と語句を強めて説得。なぎさは綾乃に勝負を挑みます。


バドミントンは最速の球技として知られておりスピード感が魅力ですが、アニメでもよくそれが表現されていました。ストップアンドモーションを使った演出もかっこいいし、選手もたくさん動きます。これが最終話まで続けば素晴らしいアニメになるでしょう。

また女の子の汗の描写もフェティッシュで良いですね。余談ですが、高校の頃バド部の女の子がみんな可愛かったので、幾度となくマネージャーになろうかと思いました。どこの学校もバド部は全員可愛い。多分事実です。

1話にしては少し重いかなという印象もあったのですが、最初からターゲットを絞って好きな人への訴求力を高めるという点では間違ってないと思います。私は作者の濱田浩輔さんのファンでジャンプに連載されていた『パジャマな彼女』は名作なので是非読んでみてください。

また今期は同時期にジャンプに連載していたミウラタダヒロさん原作の『ゆらぎ荘の幽奈さん』もアニメ化されています。(995文字)

スタッフ・キャスト

スタッフ

原作:「はねバド!濱田浩輔講談社good!アフタヌーン』連載)
監督:江崎慎平
シリーズ構成:岸本卓
キャラクターデザイン:木村智
音響監督:若林和弘
音楽:加藤達也
アニメーション制作:ライデンフィルム
OP主題歌:YURiKA「ふたりの羽根」
ED主題歌:大原ゆい子「ハイステッパー」

キャスト

羽咲綾乃:大和田仁美
荒垣なぎさ:島袋美由利
泉理子:三村ゆうな
立花健太郎岡本信彦
藤沢エレナ:小原好美
太郎丸美也子:小松未可子
コニー・クリステンセン:伊瀬茉莉也
志波姫唯華:茅野愛衣
芹ヶ谷薫子:下田麻美
石澤望:櫻庭有紗
羽咲有千夏:大原さやか