かおすもにゅめんたむ

アニメ・アイドルのブログ

アイドルマスターVSラブライブを個人的に検証してみる

「やめてよね、本気で喧嘩したらアイマスラブライブに敵うわけないだろ。」

ネット大荒れ 「アイマス」VS「ラブライブ!」対決企画に「やめてくれ」 : J-CASTニュース


キラさんもそんなことを言っていた気がする。対決の結果はアイマス声優の一翼を担うmachicoが司会のラジオ『アニコロ!』の企画だったにも関わらずラブライブが勝ったラブライブにとってアイマスを倒すなどサイの手を捻るより容易いとキラさんなら言うだろう。しかしアニコロは決して「アニオタを殺す」の略ではないが、双方のファンにとっては負けられない戦いだったのではないか。
 
キラさんとラブライブは悪徳企業サンライズの現人神と恐れられる双璧だ。
 
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だいぶアイマスを貶めた気がするが別にアイマスが嫌いというわけでもない。ただ自分の個人的な好みで言えばやはりラブライブのほうが上だ。今でこそファン同士がギスギスしているが、ラブライブというコンテンツは最初からアイマスなんて割とどうでもいいというスタンスだったように思う。
 
ラブライブアイマスをパクったみたいな風潮の時期もあったがラブライブがパクったのはAKBだろう。度重なる人気投票などがその証拠だ。ラブライブが世に出た頃はAKBがズバコーン!とヒットした時期と見事に重なる。
 
そしてアイドルマスターモーニング娘。にインスピレーションを受けて立ち上がった企画だ。すなわちアイマスラブライブハロプロとAKBGのアニメ業界における代理戦争と言ってもいい。規模はポケットの中の戦争だが。
 
アイマスの方が先に出現したコンテンツであるが、アイマスのファンはラブライブを目の敵にし、その敵愾心反骨心を自ら煽ることによって今の地位を築いた部分があるように感じる。ラブライブによって押し上げてもらったとも言える。
一方、ラブライブにとってアイマスは取るに足らない存在だ。アイマスがいようといまいと関係ない。勝手に向こうがつっかかってきている印象しかない。
 
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しかし、最近はラブライブよりもアイマスというコンテンツのほうが隆盛だと感じる。それはゲームコンテンツのほうが今の時代のオタクには身近だからだ。アイマスはゲームが始祖になるコンテンツだが、ラブライブはそうではない。
 
ゲームとなればアイマスに一日の長がある。ラブライブももちろんゲームアプリが大ヒットしてリズムゲームがヒットする土台を築いた実績がある。
 
だがかつての実績なんて役には立たない。今あるもので評価される。ソーシャルゲームに最適化されたデレマスとラブライブが作ったリズムゲームの潮流が融合し誕生した技術面においてもトップクラスの『アイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージ』は驚異的な当たりを生んだ。オタクがアプリゲームにのめり込んで当たり前の世の中では、アプリの差が勝負を決する
 
ラブライブには次のアプリが控えているが、アプリゲームでは勝てるとは思えないのが本音だ。
 
まあアイマスラブライブどちらも最近は金を集めるためだけのコンテンツに成り下がっているという気がしてならない。現実のアイドルだってそんなもんなのだから虚構のアイドルもそうなると言えばそれまでだが。安定した利益を出してくれるものを優先したいのは当たり前の心理だろうが自分が見たいのは大きく張って大きく稼ぐコンテンツだ。
 
さて最近はアイドルの群雄割拠、百花繚乱の時代が来ている。大きいところではバンドリナナシスだろうか。いわば地下アイドルの時代に突入したのではないか。これからラブライブアイドルマスターを超えるアイドルコンテンツが出てくるのか非常に楽しみである。