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アニメ『ガーリー・エアフォース』10話感想 - 幼馴染の明華が珍しく大事にされている

アニメ『ガーリー・エアフォース』第10話「上海奪還作戦』感想です。

前回あらすじ
久しぶりの休日を明華と過ごそうとする慧。しかし、出かけようとしたところを、八代通とグリペンにむりやり厚木基地まで連れ去られてしまう。『DARPA』のシャンケルと、米軍所有のアニマ・ライノを紹介される慧たち。シャンケルの口から語られたのは、日米のアニマを投入し、ザイに対して攻勢に出るという逆侵攻作戦の計画だった。

第10話あらすじ・感想


©2018 夏海公司KADOKAWA/GAF Project

上海への逆侵攻作戦の日時が決定。翌朝9時に召集がかけられた。慧はリスクが高すぎる作戦に明華にどう伝えようか悩み、夜の中を走っていた。すると背後から帽子を目深に被る女に突き飛ばされ危うくトラックに轢かれかけることに。女はファントムだった。もう少しで異世界転生するか、ゾンビィになってアイドルデビューするところだった危ない。

彼女は今回の作戦は、米軍が日本のアニマを疲弊させ、無人戦闘機Brawlerの改良することが目的で、失敗が既定路線であることを看破する。慧を突き飛ばしたのは奪還作戦に参加させないようにするためだった。ここは割と攻めてるなというか、日本の萌えアニメだと各国みんな仲良しなのが多いけど、ここはアメリカの狡猾さが描かれている。『魔法少女特殊戦あすか』もそういうところがちょっとあるけど、時代的なものだろうか。


©2018 夏海公司KADOKAWA/GAF Project

慧は明華に、きちんと話をしようと決意する。しかし明華はもう察していた。辛い気持ちを隠すように気丈に振る舞い、慧を送り出す。『やらおん!』では幼馴染の扱いが酷すぎるって書いてたけど、今回に関してはそうは思わない。本当に大事に思っているからこそ、一緒に連れて行かず、家で留守番させているんだし、これはこれでいいと思う。むしろ今まででいちばん扱い良かったすらある。


©2018 夏海公司KADOKAWA/GAF Project

向かった先は横須賀。そこにいたのは空母ジェラルド・R・フォードアメリカ海軍の原子力空母。2017年から運用され、最新の空母とも言える。ライノが出迎え、シャンケルが作戦の説明をする。見た目だけならライノよりもイーグルの方がアメリカ人っぽいんだよなあ。ライノは全体的に声が平板すぎて感情がこもってない感じが逆に裏があるように見える。かわいいけど。

まず制空権を確保し、艦砲、巡航ミサイルで地上を攻撃、その後上陸する。アニマは制空権確保時に投入され、ミサイルを使い果たした時点で那覇基地へと帰投となる。ザイは単位時間あたりの破壊数が多いと撤退するため、それを狙った短期集中型作戦だった。


©2018 夏海公司KADOKAWA/GAF Project

グリペンは慧がこの作戦でザイと刺し違えるつもりであることを分かっていた。グリペンは慧に生還する意志を持って欲しいと告げるのだった。

グリペンただあなたに生還の意志を持ってもらいたいだけ。作戦を成功させ、無事に帰還する…そう言って欲しい。