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アニメ『BanG Dream! 2nd Season(バンドリ!2期)』10話感想 - たえの本当の居場所はどっち?

アニメ『BanG Dream! 2nd Season(バンドリ!2期)』10話「R・I・O・T」感想です。

前回のあらすじ
一周年ライブとRAISE A SUILENのライブがダブルブッキングしてしまったたえ。
たえがどちらのライブにも出られる方法を考えた香澄たちは、一周年ライブの出演順を最後にしてもらい、当日を迎える。
合同文化祭が盛り上がる中、ついにPoppin’Partyの出番となるが、たえの姿はなく……

あらすじ・感想

合同文化祭の日。皆が揃うことはなく、1周年記念ライブは実現しなかった。たえが悪いわけではないことはわかっていたが、Poppin’Partyの面々にはまだどこかにわだかまりは残っていた。

翌日、Poppin’Partyの皆は、今回迷惑をかけてしまったライブの出演者たちにお詫びして回るのだった。そして、たえはRASを抜ける決断をする。
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意を決してチュチュにRASを抜けることを切り出すたえ。ライブが成功して、意気揚々としていたところに冷水をかけられたチュチュは、修行のためにRASに入ったというたえを叱責するのだった。

レイヤはたえのPoppin’Partyに専念するという想いを汲んで、背中を押すが、どこか寂しげであった。

マスキングはたえとの思い出の公園で1人佇むレイヤを見つける。そこでレイヤとたえ2人の出会いと別れ、再会の流れを知り、涙ぐむマスキングだった。
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そして、たえが参加する最後のRASのライブの日。1000人以上収容される会場にはPoppin’Partyも観客として訪れる。そこにはPastel*Palettesのドラムである大和麻弥とキーボードである若宮イヴの姿もあった。彼女らが言うにはRASのメンバーはその筋では知られた実力者ばかりであるという。
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ライブが始まる。その演奏に圧倒されてしまうPoppin’Party。いつもとは違うたえの姿に複雑な想いを隠しきれなかった。ライブ後、チュチュはそんな彼女たちにたえをもらえないかと切り出すのだった。
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まだまだスッキリとはしない展開が続きます。前回大きなやらかしがあったたえですが、それは仕方がなかったということでPoppin’Partyの仲間たちは別に彼女を叱責することはありませんでした。しかしながら、微妙な空気が流れてしまうのは否めず、はっきりとした亀裂が生まれたわけではありませんが、どこかギクシャクしてしまうという描写がうまい。

たえは本当はRASに所属したほうがいいのではないかという考えがPoppin’Partyのみならず、視聴者にも浸透してきているのではないでしょうか。レイヤがマスキングにだけたえとの幼い頃の約束を語るのは、ぐっと心を掴まれるものがあります。音楽的な才能が豊かなたえはRASのようなプロに近い環境で磨かれたほうがいいと思うのは当然でしょうし、レイヤとの幼い頃の約束があるのであれば尚更です。ぶっちゃけ六花がPoppin’Partyに加入しさえすれば丸く収まる気がしてしまう。

まあもちろんたえが脱退という展開にならないのは100%わかっているのですが、RASに所属してしまうほうが自然なように思えるので、どのようにPoppin’Partyと共に歩む道を選択し、また我々視聴者にどのような答えを提示してくれるのかがとても楽しみです。