アニメ『サークレットプリンセス』9話感想 - ちゃんとステージに立たせてあげるからね、お姫様
アニメ『サークレット・プリンセス』第9話「ホーム・カミング」感想です。
前回あらすじ
二年前に起きたオーバーヒート現象について……優佳の強さは優佳自身の攻撃速度から生み出たものだったと知る千景と歩。次の対戦相手・鷹森は既に優佳の強さの秘密を知り、対策している可能性があると歩は予測する。試合前日、ジークは自分に頼らず、優佳自身の力で戦い抜いてみろと言い、優佳は渋々それに承諾する。ジークの頼りなしでの準決勝に挑む優佳たちだが、試合中に予想もしてなかったことが起きる……!
第9話あらすじ・感想
鷹森学園の霞に敗れジーくんも応答しなくなり悲観した優佳は故郷の和歌山県の山奥へと帰郷していた。怜奈たちサークレットバウト部メンバーは優佳を連れ戻すために、和歌山を訪れる。バスの時刻表見たけど一時間に一本あるとこは田舎じゃないぞ。本当の田舎は一日一本だ。
優佳はダブルエリミネーション方式のことを忘れ、大会はもう終わったものだと思っていた。怜奈たちの説得もあり前向きになり、再び聖ユニオン学園へと戻る決心をするのだった。お風呂回。
その夜、優佳はスポーツ特待生としてユニオンに入学したことを知る。すると歩は、父の相沢誠が優佳にサークレットを渡した張本人だと確信した。優佳のサークレットを調べてみると武器データと音声データが全て消えていた。しかし優佳はオフラインモードで武器を出すことができた。このオフラインモードも特注品だという。
誠はMR技術の基礎を作ったエンジニアだった。サークレットバウトはMR技術を普及させるために作られたゲームで、千景はCBを盛り上げるために用意された運営のサクラだった。しかしその後、なぜか誠は失踪しプロジェクトは中止になってしまう。誠が優佳にサークレットを託した理由は不明だが、優佳が千景と戦えるように全力を尽くすと誓うのだった。
歩「出来ないじゃない。出来るようにするんだ。ちゃんとステージに立たせてあげるからね、お姫様。」
優佳のサークレットのことが明らかになったと言いつつも、歩の父が開発したところとかは今までの展開で大体予想できたところなので、あまり新しい情報はなく。ただ千景が運営が作り上げた強キャラってのは興味深かった。スマホゲームでもサクラがいるのではと言われているけど、それと似たようなもんで面白い。でもサープリは一応ゲーム原作なのにそんなこと言っていいんかとは思った。
CB部のメンバーをおもてなしするときにテーブルが、小さいテーブルと大きいテーブルの組み合わせになっていたり、美由紀が女の子座りになっていたり芸が細かいなと思った。こういう些細なところにキャラクターの性格が滲み出ていて良い。サープリはキャラクターが魅力的だけど、こういう積み重ねで作り上げられているのだなと思った。