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アニメ『BanG Dream! 2nd Season(バンドリ!2期)』9話感想 - 崩れゆく

BanG Dream! 2nd Season(バンドリ!2期)』9話「スクール・フェスティバル・シンフォニー」感想です。

前回のあらすじ
たえと再会したレイヤは、一緒にバンドをやらないかと誘う。迷いつつも、サポートギターとして参加を決意するたえ。
合同文化祭の準備が進む一方で、1stワンマンライブに向けてチュチュがついに動き出す!

あらすじ

文化祭で行うPoppin’Partyの一周年ライブとRAISE A SUILENのライブがダブルブッキングとなったたえだったが、香澄たちは文化祭での出番を最後にし、なんとかどちらのライブにも参加できるよう調整することに。
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文化祭当日。たえは両日ともRAISE A SUILENのライブに参加する。それぞれのバンドの面々は思い思いに文化祭を楽しむのだった。文化祭には卒業したGlitter Greenも顔を出す。久々の再会を喜ぶ香澄たち。
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文化祭2日目。この日が文化祭ライブ当日であった。ライブ会場である羽丘に到着し、準備を終え、舞台裏で待機するPoppin’Partyだったが、たえからの連絡はなかなか来なかった。出番が近づくが、たえは依然として到着する気配はない。そこで時間を稼ぐ必要に迫られるが、場をつなぐためにステージに立ったのは六花だった。超絶テクで場を盛り上げた彼女に続いてバトンを受け取ったのは、Roselia
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一方、アンコールに応えたため、RAISE A SUILENのライブから出発するのが遅れたたえも懸命に羽丘を目指していた。香澄も彼女を迎えに外に駆け出す。合流し、必死に走り抜ける2人。ようやく到着したライブ会場である講堂で2人の目に飛び込んできたのは、観客が誰もいなくなった後の片付けの様子だった。

感想

面白い。1期の頃の印象で止まっている人間からすると、ストーリーの出来がどうしたんだバンドリ!?というくらいにヤバイ。もちろんいい意味で。本当にPoppin’Partyが空中分解しかねない展開が描かれました。一周年ライブで遅刻し、あまつさえすっぽかす形になってしまうのは、取り返しがつかない。ギスギスした展開にもしっかりとした根拠のようなものが見えるので、無理やり作られた展開という印象がなく、すんなり受け入れられる。こういう一旦は落とされる展開ってよくあるんですけど、その描き方が他と比較してめちゃくちゃうまい。

今回の主なライブパートはRoseliaの担当でした。彼女らが六花からバトンを受け取り、ステージに上るところはアツすぎた。あと照明の仕事が完全にプロのそれでした。六花もようやくその本性のようなものを見せてくれましたし、演奏シーンも素晴らしかった。ここでめちゃくちゃ盛り上げておいて、また落としてくるのが心憎い。

AbemaTVで視聴していると途中でけもフレ2のCMが流れることがあるんですが、このバンドリ2期とけもフレ2を並べると本当に同じ時代の作品なのか?と言いたくなるくらいにクオリティの差が顕著です。数あるCGアニメの中でも現在の到達点と言えるレベルにあるのが、このバンドリ2期でしょう。本当にCGアニメの金字塔となり得る作品。