ナナヲアカリのダダダダ天使の低評価が減少する謎、その理由を考える
ナナヲアカリはソニー・ミュージックアーティスツ所属のアーティストであり、YouTubeに新曲の動画などを投稿している。そのナナヲアカリが2017年7月31日にアップした『ダダダダ天使』という動画で低評価数が減少するという不可解な現象が報告されている。
低評価減少の謎
低評価の減少が確認されているのは上の動画である。最初に発見したのは5ちゃんねるのなんでも実況Jで、そのときは高評価数が92,000に対して、低評価数が0だった。普通いくら評価が高い動画でも低評価数0はまずあり得ない。その後、なんJ民などが低評価ボタンを押し一時的に低評価数は上昇し100程度まで増えたものの、再び低評価数は減少を始めて一桁台に戻ってしまった。現在は普通にカウントされているようだ。
私も何度か確認してみたが、確かに低評価自体は一時的にカウントされるものの、その後減っていた。本来評価数は蓄積されていくものであって減るものではない。また、コメント欄を覗いてみると1ヶ月前には低評価か920人いたという記録が残されている。
したがって減少しているのは事実だ。またこの動画だけでなく、この楽曲を使ったMAD動画の低評価数も0か、または異常なほど低くなっている。ちなみに「ToToToTo Tom Brown」は数日前に私も見たのだが、面白かった。
ナナヲアカリが投稿した他の動画を見てみると、高評価数に対して約1%の低評価が付いている。したがって、1ヶ月前の低評価数920は妥当な数字と言える。この1ヶ月の間で低評価が減少した理由を考える。
低評価数が減少した理由
YouTubeのバグ
最初に考えられるのはYouTubeのバグである。しかしながら特定の動画だけ低評価数が記録されない、もしくは減少するといったバグは考えにくく、またなんJで話題になったからかは不明だが、今は低評価数が自然にカウントされている。Googleがこんなに早くバグを認識して修正することは不可能であるから、バグの可能性は考えにくいのではないかと思う。
とはいえ最近のYouTubeは誤BANやらが相次いでいるので、バグが全くないかと言われれば断言できない。またYouTubeは低評価ボタンをなくすかもしれないと発言しており、悪質な低評価を弾くようなアルゴリズムを取り入れている可能性もある。
なんらかのツールを使った低評価削除
もう一つは、そういうことができるかどうか知らないが、何らかのツールを使って低評価を片っ端から取り消しているという可能性がある。これはナナヲアカリがやっているというのではなく、第三者の可能性も含む。MAD動画までも低評価が著しく少ないという不自然さと、急にカウントされるようになったという事実は、人の関与を疑わせる。
しかしながら低評価数が高評価数を上回るとかそういうレベルなら低評価数を減らす意味もあるかもしれないが、1%程度を0にするというのは不審がられて逆効果でしかない気がする。第三者にしても特別メリットがあるわけでもない。
バグではなく低評価を減らせる方法があるなら、ぜひマスオやmegwinに教えてあげてほしい。ほとぼりが冷めた一週間後くらいにまた低評価が減っていないか確認したいと思う。