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『バミューダトライアングル 〜カラフル・パストラーレ〜』7話感想 - 大久保瑠美ちゃんファン必見の回

アニメ『バミューダトライアングル 〜カラフル・パストラーレ〜』第7話「だから全部いただくわ」感想です。

前回あらすじ
潮の流れのおかしいある日。不穏な雰囲気に機械の不調も発生。そんな中、忘れ物を探して映画館にたどり着いたフィナの前に、不思議な少女が現れる。

第7話あらすじ・感想


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パーレル村のコーダは次の映写会にミュージカル映画の上映を希望していました。その映画は歌姫のチェルが歌う曲が人気でした。その曲を聴いていると、なんとチェルがパーレル村に突然現れたのです。みんなはなぜこんな辺鄙な村に、と驚きました。「彼女は誰かに追われている様子だった。決死の覚悟で彼女をアトランティアから連れ出した。」とアザラシさんは言いました。


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「本当に何もないわね、ここ。」チェルはうんざりしたように言いました。彼女はカノン達を見つけ命令します。「あなたたち私を案内しなさい。」フェルマさんのカフェにチェルを案内します。いつものように美味しそうなケーキがショーケースに並んでいました。チェルは高らかに宣言します。「全部いただくわ」。

その後も、フィナのベッドを奪ったり、キャロのぬいぐるみを奪ったり、やりたい放題のチェル。その傍若無人さにみんなはタジタジになりました。そんなとき、エイさんからアトランティスではチェルがいなくなって大騒動になっていると電話が入ってきます。チェルはマネージャーに不満を持って、逃げ出してきたのでした。


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キャロは映画館へと付いていきます。ソナタたちが修理したとはいえ、古くさい設備にチェルは悪口を言ってしまいます。しかしカノンは、そんなチェルを今までにない厳しい口調で叱るのでした。「ここにはたくさんの思い出があるんです!それを何も知らないあなたに好き勝手言われたくありません!」チェルは映画館を飛び出してしまいます。

上映会の日。カノンはチェルを上映会に誘います。アイドルとして活躍するチェルならきっと分かってくれるという思いがありました。上映会は満員になりました。ところが途中で映写機の調子が悪くなり音が出なくなってしまいました。ソナタたち5人は映写機の代わりに歌をうたいます。その様子を隅から見ていたチェルは、一人の泣いている子供にお歌を歌ってあげた幼い頃を思い出し、アイドルとしての初心を取り戻すのでした。

翌日、チェルはアトランティアに帰ることに。その表情には、もう迷いはなくアイドルに前向きになれる晴れやかな笑顔がありました。

ちょっとだけ絵本っぽくあらすじを書いてみました。カラパレの雰囲気を少しでも味わってもらえればと思います。さてチェルの声優は大久保瑠美ちゃん。私が大好きな声優さんです。最初声を聴いてこれは!と身を乗り出してしまいました。ツンデレっぽいキャラがよく似合います。今回エンディングでもるみるみが歌っていて、るみるみファンにはたまらない1話になっていました。いい仕事してますね。

音が出なくなって代わりに5人が歌うところは、昔のサイレント映画をイメージしていたような感じもします。最後はチェルも交えて6人で歌うような展開かと思ったのですが、チェルが参加しなかったのも印象的でした。映画館はこの5人のものだからということもあるでしょうが、チェルはアトランティアですでにアイドルとして活躍しているマーメイド、一方で5人はこれからアイドルになるマーメイドだから、アイドルを身近な存在に落とすことなく、憧れの存在のまま交流を終わらせたのだと思います。

個人的はチェルが「ひじきサンド、わ、悪くないじゃない」とかいうシーンが欲しかったです。そして何やら8話は地上回?足が生えているようなシーンもありましたが…