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アニメ『盾の勇者の成り上がり』7話感想 - ラフタリアとフィーロの冒険

アニメ『盾の勇者の成り上がり』7話「神鳥の聖人」感想です。

前回のあらすじ
謎の少女の正体はフィーロだった。フィーロは変身能力を持つフィロリアル・クイーンであり、人間の姿にもなれるという。しかし、変身のたびに服が破けるため魔法の服が必要に。尚文は素材を求め、新たな冒険に出発する。

あらすじ

除草剤を必要としている村へ行商へ向かった尚文たち。その村に到着すると、植物の魔物に全体が支配されていた。フィーロの姿を見た村人たちは尚文が神鳥の聖人であると気付く。そこで尚文に村人の治療を頼んでくるのだった。

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村人の治療は無事に完了した。その後、この事態を招いたのはこの村の飢饉を救おうとした元康のせいであることが判明する。村人たちは更に魔物を退治することまで尚文に頼んでくる。尻拭いをするはめになった尚文だったが、苦戦しながらも除草剤を強化することにより、魔物を退治してみせた。

その後、魔物から入手した種子を自らの能力で改良し、無害かつ実り豊かな種子へと変化させるのだった。これにより飢饉からも村を救う形になった尚文だったが、タダではなく見返りを要求する。村からもらったのは結局退治した魔物の果実のみだった。

それを行商人に売りつけることで対価を得た尚文は、また新たな行商へと出発する。目的地は温泉の街であった。街についた一行は温泉に浸かることに。フィーロは尚文にべったりで温泉でも上がったあとも常に一緒であった。そんな姿にラフタリアは嫉妬心を隠すことは出来なかった。

ラフタリアは尚文の気を引くため、プレゼントを贈ることを画策する。そのため山に1人で赴き、ガゴッコという鳥が集めているラチウムという恋愛成就の鉱石を獲得しようとする。しかしフィーロもガゴッコの卵を尚文にプレゼントしようとしており、彼女も山へと向かう。

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道中、危険な目に遭うのを互いに助け合いながら乗り越えていく2人。ガゴッコの巣を見つけられた2人だったが、巨大なイノシシのようなモンスターに襲われ、鉱石も卵も結局手に入れらなくなってしまう。2人は怒りをモンスターに向ける。

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街へ戻った2人の収穫はシルバーレイザーバーグと呼ばれる巨大なイノシシのようなモンスターだけだった。しかし、そのモンスターは村の祭事で使われる貴重なもので、上手くお金に変えることが出来たのだった。そのお金で尚文への実用的なプレゼントを贈ることができた2人だった。

感想

前半は前回の伏線を回収するような話で、後半はラフタリアとフィーロが活躍する番外編のような話でした。毎回毎回、元康って本当にいいとこないなあと思ってしまいます。今回の引きを見るに他の勇者も結果的にろくでもない事態を引き起こしていて、それの尻拭いを尚文がやっていくという展開が続くんでしょうか。なんやかんや活躍するのは盾の勇者だけっていうのがやっぱりなろうだなという気はします。盾の勇者のスキルは非常に実用性が高そうですね。薬の効果を高めたり、自由に品種改良ができたりするのは現実世界であれば、それこそ引く手あまたでしょう。

後半のラフタリアパートは完全に番外編という雰囲気で、いい具合に力が抜けていてなんか癒やされました。サービスシーンもありましたし。尚文のために頑張る2人は素直にかわいかった。ちゃんと互いに想い合っているこのパーティーはいいなあ。尚文は2人を女性としては見ていないというのが個人的にはいいバランスだと感じます。あと同じ鳥なのにフィーロは容赦ないな…最初のエピソードあたりの胸糞展開はなんだったのかというくらいに方向転換してますが、今の路線のほうが結局は気楽に見られますのでよかったかなと。しかし次回のサブタイトルから察するにまた不穏な空気が。