かおすもにゅめんたむ

アニメ・アイドルのブログ

アニメ『荒野のコトブキ飛行隊』5話感想 - 天上の奇術師は化物か…

冬アニメ『荒野のコトブキ飛行隊』5話「華麗なるアレシマ」感想です。

前回のあらすじ
エリート興業に奪われたラハマの雷電を取り戻すべく、敵のアジトに向かったコトブキ飛行隊。しかし途中立ち寄った空の駅で得た情報によると、そこは天然の要塞で、攻め入るのには危険が伴う場所だという…。作戦を練る中、一行はエリート興業の慰労会に向かう踊り子の集団と遭遇。身勝手な空賊相手の仕事を嫌がる踊り子の様子を見たザラは、とある作戦を思いつく。「昔、ちょっとね…」とつぶやくザラがとった大胆な行動とは?!

あらすじ

アレシマの街を散策するコトブキ飛行隊。チカはアノマロカリスのぬいぐるみを買い、ご満悦だった。一方、キリエは単独でパンケーキを食べに行っていた。彼女たちはこれから航空申請を出しに行く手はずであり、勝手に行動したことを叱責されるキリエ。合流した後、いつものように些細な諍いを起こしたチカとキリエは車にぶつかりそうになってしまう。その車から出てきた男はやたら個性の強い人物だった。
f:id:mochirixi:20190210235539j:plain
そこにサネアツ副船長からの司令が届く。司令通りにたどり着いたホテルにはユーリア議員が待っていた。これから行われる会談の警備を頼まれるコトブキ飛行隊であった。会談相手の名前を聞いたレオナは明らかに顔色が変わる。ユーリア議員は会談相手であるイサオがとにかくいけ好かないといった様子。アレシマからも護衛は出るというが、イサオたちに借りは作りたくないという。そんな話をしているとイサオが現れる。その男は先程の車に乗っていた男だった。彼と会ったレオナは明らかにいつもと様子が違った。警備の案件を相談なしに決めようとするレオナ。その対応はいつもとは違うものだった。

酒場のウェイトレスであるリリコはそれを恋ではないかという。そこでメンバーたちはザラに話を聞きに行く。ザラははぐらかすだけだった。その後、格納庫で以前のナサリン飛行隊と出会ったキリエは彼らに「恋って横暴になるもの?」と尋ねるのだった。

会談が始まる。やはりそこには空賊の襲撃が。アレシマの警備隊は陽動にかかり、ナサリン飛行隊の2機のみが敵の本隊と遭遇することに。敵の機体には爆撃機もいた。コトブキ飛行隊も出撃する。

サリン飛行隊が窮地に陥ったところで彼女たちが到着する。敵に突っ込んでいく1つの機影があった。それはキリエだと思われたが、リーダーであるレオナだった。結果として敵を落としていたが、いつもと違う姿に戸惑うキリエたち。しかしザラはこれが本来のレオナであるという。結局窮地に陥り、レオナの代わりにケイトが被弾する。
f:id:mochirixi:20190210235732j:plain
イサオも戦場へと出発する。彼は圧倒的な実力を誇る飛行機乗りであった。レオナが彼を見て血相を変えたのは、かつての借りがあったからだった。コトブキ飛行隊はいつもの調子を取り戻し、着実に敵を沈める。爆撃機である飛龍を1機撃墜するが、もう1機は健在だった。もうアレシマに敵が到着しようとするその時、天上の奇術師がやってくる。
f:id:mochirixi:20190210235750j:plain
彼の実力は圧倒的だった。かつてレオナも戦場で彼の実力に救われたのだという。華麗に敵を撃ち落としていくイサオ。撃墜された飛龍はユーリア議員のいるホテルに激突するのだった。

感想

天上の奇術師ことイサオが登場。登場時は珍妙なキャラだと思いましたが、アムロのオマージュと思われる一回の戦闘で12機撃墜という逸話を持つスーパーエースでした。コトブキ飛行隊も実力は間違いなく高いのでしょうが、それよりも圧倒的な強者を出してくるとは。強キャラが出るとしても女性キャラでライバルになるのかなと考えていたんですがそうではありませんでした。

なんかこの先、物語として盛り上がりどころがあるのかどうかちょっと不安になってきました。空戦の描写はたしかにすごいのですが、一戦一戦に込められた意味のようなものがほぼないように感じてしまいますので、感情として動かない。今のところ大きな目標みたいなものもありませんし、主人公であるキリエもいまいち目立たないのがなあ…

あと以前登場したナサリン飛行隊のメンバーがCGになってたのがなんか違和感。CGと手描きで全く同じキャラに見えない。CGモデルがあるので、これからもおなじみのやられキャラとして活躍するってことでしょうか。