テレ朝の無料屋(ただや)が放送事故で大炎上 - Twitter連携アプリの解除方法
テレビ朝日の2019年1月31日の深夜0:55から始まった「無料屋(ただや)」という番組が大炎上している。この番組は無料で視聴者に様々なものをプレゼントするという番組なのだが、開始早々Twitterのシステムがダウンし、その後アプリ認証に切り替わるもアカウントを乗っ取られるという事態にまで発展した。
無料屋の放送事故
無料屋の応募方法は
- Twitterアカウント @tvasahi_present をフォロー
- 放送中に発表したハッシュタグをコメントに付けて、各賞品の応募開始ツイートを応募受付時間内にリツイート
- 抽選番号が届く
- 当選者番号を番組内で発表
- 当選者に住所などを記載する応募フォームをTwitterのダイレクトメールで送信
という流れになっている。
しかしながら初回の放送では、放送開始早々にシステムダウン。リツイートしても抽選番号が届かない問題が発生。しかしながら番組はそのまま継続し、抽選番号は発行された人だけ対象になったまま進行した。
スタッフは問題に気付いたのか途中からアプリ連携機能を用いた応募方法に変更。それでは応募フォームにキーワードを記載する必要があったが、キーワードが発表されることなく誰も応募できない事態が続いた。
しかしながら、番組内では当選者が発表され何事もなかったかのように番組が進行。このとき当選した人は本当に実在する人(アカウント)なのか疑義が生じている。その後、番組公式アカウントも完全に更新が停止。応募フォームへのサイトも繋がりにくくなり番組自体の成立が怪しくなってきたところで、番組内で謝罪があった。そのまま番組は終了した。
ちなみに無料屋がどうかは分からないがプレゼントすると言ってしない場合は、景品表示法違反である。過去に秋田書店のプレゼント水増し事件がある。
2010年5月から2012年4月に発売された雑誌『ミステリーボニータ』『月刊プリンセス』『プリンセスGOLD』の3誌の読者プレゼントで当選者数を実際より多く表示していたとして、2013年8月20日、消費者庁から景品表示法違反(有利誤認)に基づく措置命令を受けた。
引用:Wikipedia
アカウント乗っ取り疑惑
システム面の問題だけであれば、運営の不手際だけで済まされたかもしれないが、連携アプリの仕様がさらに問題となっている。その連携アプリでは
- 新しくフォローすること
- プロフィールを更新すること
- ツイートをすること
- ダイレクトメッセージを見ること
が許可されている。
ツイートするのは百万歩譲って当選番号をツイートするためだと思えば分からんでもないが、プロフィールを更新したり新しくフォローしたりダイレクトメッセージを見るのを許可させる必要性は全くない。
案の定、その後大量に無料屋からツイートされて迷惑している人がいた。このアプリ連携の手法は以前Twitterで流行ったアカウント乗っ取りの手法と同じである。流石にテレビ朝日が乗っ取りをするとは思わないが、必要性のない機能まで許可させることに疑問が生じるのも当然である。