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【サープリ】アニメ『サークレットプリンセス』4話感想 - 強さを選ぶか仲間を選ぶか

アニメ『サークレットプリンセス』第4話「コンプレックス・シスター」感想です。

前回あらすじ
優佳のサークレットはAIが搭載された喋る武器・ジークフリートだった-。新しく入部したニーナと優佳の武器・ジークのアドバイスを得て、いよいよ鷹森学園の練習試合に挑む優佳たち。鷹森学園には部長・杉浦と飯田の姿が…強豪校を相手に美由紀と怜奈が試合に出るが上手く相手の攻撃をかわせない…そんな中、ついに優佳が立ち上がる。

ホームページのあらすじにすら誤字あったんだけど大丈夫なのか…

第4話あらすじ・感想


©DMM GAMES/サークレット・プリンセス製作委員会

森学園との練習試合から帰ってくると、多くの生徒が優佳たちを歓迎してくれた。鷹森学園の杉浦日和は聖ユニオン学園に器材の支援をしたいと申し出るが、怜奈はユニオンにサークレットバウト部は廃部が決定しているとそれを断ってしまう。

怜奈の姉の黒田綾奈は聖ユニオン学園にサークレットバウト部を設立し、プリンセスカップ決勝まで導いたユニオンの立役者だった。その妹がCB部を廃部にすると憚って聞かないため4人は複雑な思いを抱く。そんな折、優佳は日和に、千景擁する黒獅子学園と戦いたいのなら鷹森学園に来いとスカウトされる。さらに綾奈がより良い環境を求めて渡米したと聞かされ、自分の針路を思い悩むのだった。


©DMM GAMES/サークレット・プリンセス製作委員会

優佳は怜奈を女子トイレに押し込み、なぜCBをやらないのかを尋ねる。怜奈は才能を持った姉にコンプレックスを抱いていた。優佳は千景の「互いに剣を交えれば分かる」という言葉に感化され、怜奈と一戦交えることに。優佳の単純すぎる猪突猛進さは、意外と理論派の怜奈には効果的


©DMM GAMES/サークレット・プリンセス製作委員会

優佳は武器を綾奈と同じものにチェンジし、戦い方も彼女を無意識のうちに真似る。怜奈は優佳に姉を重ね、姉との過去の思い出が喚起されていた。ユニオンを任せると言った姉の言葉に、怜奈は再びCB部の門を叩く。


優佳が鷹森学園にスカウトされても、聖ユニオン学園に残ると決断した理由が私にはよく分かりませんでした。聖ユニオン学園に残るかどうかと怜奈がサークレットバウト部に入部するかどうかは別問題だと思うのに、いつのまにかすり替えられてた感じ。怜奈を始めとする仲間の優佳に対する思いが、もっと強く表現されていて、優佳がユニオンでプリンセスカップ優勝を目指すことを決断するというエピソードが、怜奈を救う前に入っていれば良かったなと思います。

実際に優佳の目的は千景と再び戦うことですから、怜奈の言う通り鷹森学園に行った方が可能性は高く、それを蹴ることに説得性を持たせて欲しかった。怜奈とやりたいとかモヤモヤするという優佳の言葉だけではイマイチ納得できませんでした。

文句は言ったものの、結構面白い。主人公が向こう見ずな熱血漢というのはこのアニメに限ったことではなく、スポ根アニメの典型例ですし、優佳はキャラが可愛いというのもありますが、暑苦しさがなく性格もいいので、応援したくなっちゃいますニーナのキャラクターもいい。ボソッとツッコミ以外これまで何もしてないんですが、なんだか良い味出してます。

引き絵の作画は多少壊れ気味だったけど、アップの作画は綺麗なままなので、悪い印象はあまりありません。第5話は美由紀の担当回ですかね。ここから各キャラクターを掘り下げていくのだと思います。