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【けもフレ2】アニメ『けものフレンズ2』3話感想 - 特に何も中身がなかった

冬アニメ『けものフレンズ2』3話「うみのけもの」感想です。

前回のあらすじ

たどりついたある林で、ジャイアントパンダと、レッサーパンダというよく似た名前のフレンズに出会ったサーバルたち。しかし、名前は似ててもなんだか全然タイプが違う。そして、サーバルたちはレッサーパンダの案内で先に進むことにしたが、なかなか目的地に辿り着かない。そんな中、サーバルたちは林であるものを発見する。

あらすじ

海の近くまでたどり着いた一行。カラカルサーバルは初めて見る海に興味津々。絵に描かれた場所を探すキュルルたちは、バンドウイルカカルフォルニアアシカと出会う。彼女たちは元気に挨拶をしてくるが、ご褒美も求めてくるのだった。そこで持っていたパンを与えるキュルル。

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© けものフレンズプロジェクト

彼女らに絵に描かれた場所を訊くと、彼女らはその場所を知っていたが、サーバルたちだけではそこには行けないという。ボートに乗ってその場所まで行くことになった一行。その場所は海の中に沈んでいたのだった。

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© けものフレンズプロジェクト

海で出会った彼女たちの手助けもあり、絵の場所にたどり着いたキュルル。しかし最近海の機嫌があまり良くないとのことですぐにこの場を離れることに。

そしてまたもやご褒美を求める2人。だがもう手持ちのご褒美になるようなものはなかった。2人は一行を陸へと帰してくれない。2人はずっと同じ遊びを繰り返すが、ずっと同じ遊びばかりで退屈していると言うので、新しい遊びを提示してあげるキュルルだった。

見事な芸を披露したバンドウイルカカルフォルニアアシカに対して拍手と賛辞を送った一行。彼女たちもそれに満足したようで陸に帰してくれるのだった。そしてまた絵を手渡し、一行は次の場所へと出発する。

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© けものフレンズプロジェクト

感想

今回はバンドウイルカとカリフォルニアアシカが登場。声優は木野日菜吉岡茉祐でした。声豚的視点で見ると、やはりとても良いチョイスで楽しませてくれます。そして今回は謎の存在としてオオセンザンコウとオオアルマジロの依頼主が登場していました。クレジットでも役名と声優共に???という表記でしたが、声はどう聞いても井口裕香

中身の話をすると、もう状況的に好転することはないかなという印象。普通の深夜アニメとしての基準で考えると、とても厳しい評価をせざるを得ないかと思うのですが、何も考えず眺める分には問題ありません。しかしながらそれぞれの話がフォーマットとして固定されすぎており、その中でも特に起伏があるわけでもない話が延々と展開されていきますので、ぶっちゃけて言えば退屈。登場人物の思考も全員子どもっぽすぎてまともな話の組み立てができるとも感じられない。キュルルだけは割と普通なので、もはやフレンズをずっと介護しているように感じる始末。フレンズの特性の説明を話の中に入れ込んでいるんですが、別に流れの中で活かすわけでもない。それと今回は水族館で飼いならされ、仕込まれた芸が特性のように紹介されていたんですが、別に動物たちは望んでやってないだろと。最後にキュルルの書いた絵を渡してさよならするのは、この先出会った全員が助けに来る展開が待っているんだろうなとわかりやすすぎる。伏線にしても考察の余地がある出し方をしてくれないので、盛り上がることができません。

このアニメの内容としていい点を挙げるとすれば、見ていて疲れないアニメであるということでしょうか。明らかに前期とは向いている方向が全く違いますので、そういう部分を期待するなら視聴はもうやめておいたほうがいいでしょう。