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【ぱすメモ】『ぱすてるメモリーズ』3話感想 - 撒きますか?撒きませんか?ローゼンメイデン編

『ぱすてるメモリーズ』第3話「薔薇色の乙女、なの」感想です。

前回あらすじ
みんなの思い出、大切な作品をウイルスから守る為、ゲートをくぐり作品世界へと向かった泉水・イリーナ・亜矢香とねじウサ。作品世界のカフェに向かった泉水たちが見たのは、ブラックエリートの摩耶とウイルスにより壊された作品世界だった。泉水たちは大切な作品をとり戻せるのか?

第3話あらすじ

売上が下がってきて大ピンチのうさぎ小屋本舗。ねじウサはみんなに集客が見込めるイベントを提案するように求めた。


© FURYU/「ぱすてるメモリーズ」製作委員会

江戸川橋美智はドールの衣装を手作りするのが得意だった。美智は「薔薇色の乙女」という作品が好きだったが、どうやら「ウイルス」の影響でみんなの記憶からは薄れていた。「ウイルス」退治に二条院薫子、町屋結衣奈、そして美智は作品世界へと旅立つ。


© FURYU/「ぱすてるメモリーズ」製作委員会

作品世界を探索していると窓をブチ破って革製の鞄が飛び込んでくる。鞄を開けると中に入っていたのは、生意気なジャージ姿のドール(仮真紅)だった。そんなところに白髪のこれまたジャージ姿のドール(仮水銀燈)が現れる*1


© FURYU/「ぱすてるメモリーズ」製作委員会

水銀燈は機関銃をぶっ放し、仮真紅とのドラゴンボールばりの肉弾戦に突入。美智はメモリアルチェンジして喧嘩を止めるが、逆に仮水銀燈に連れ去られてしまう。彼女は美智が自分のではなく仮真紅の衣装を着ていることにショックを受けていた。

そんなところにマヤが参上。美智は闘うが物量に押され苦戦する。薫子と結衣奈は仮真紅の手助けもあり、美智の夢世界へと移動。そこで美智の思いを聞き、「薔薇色の乙女」に因んだ3人の思い出が蘇った。3人が友人になったキッカケが「薔薇色の乙女」だったのだ。


© FURYU/「ぱすてるメモリーズ」製作委員会

3人が合流。マヤはマザーウイルスを繰り出すが、物理法則を完全に無視した攻撃で一刀両断。作品世界は救われ、ドールの衣装も元に戻った。現実世界に帰った3人は「薔薇色の乙女」コスプレイベントを企画するのだった。

感想

今回は『ローゼンメイデン』編でした。『ローゼンメイデン』は2013年に再びアニメ化されていますが、最初のアニメ化は2004年。15年前なので知らない人も多いかと思いますが、めちゃくちゃ懐かしかったです。特に『くんくん探偵』のシーンとか「あーこんなんあったなあ」と。『ぱすメモ』では作品の思い出を取り戻していますが、同時に視聴者の作品の思い出も取り戻しているという二重構造が、このアニメの素晴らしいところなのだとしみじみ感じます。

ちなみに本物の真紅は沢城みゆき水銀燈田中理恵ですが、今回は田村ゆかり日笠陽子でした。うーん豪華翠星石は美智の作ったドールの衣装で、蒼星石は最後に結衣奈が着ていた衣装での登場でしたかね。本当は作品世界で彼女らを見たかったですぅ。雛苺は元々あんま好きではなかったので…

そしてもうひとつ良いなと思ったのは、真紅と水銀燈が仲良しというところです。原作アニメでは最後は水銀燈は救われることはなく、水銀燈ファンには辛いものとなっているのですが、『ぱすメモ』では2人仲良しで、なんだかつかえが取れるような思いがしました。多分製作した人も、2人が仲良いエンディングを希望していたのではないかと想像して、共感しました。

第3話は『ロウきゅーぶ!』ですかね。こちらは最近のアニメファンでも知っている方が多いかと思います。

*1:原作アニメで窓をぶち破って入ってくるのは水銀燈