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【ぱすメモ】アニメ『ぱすてるメモリーズ』2話感想 - 今期はこういうアニメを待っていたんだよ

2019冬アニメ『ぱすてるメモリーズ』第2話「ご注文は?と言われても……」感想です。

前回あらすじ
オタク文化の聖地と言われたアキハバラも今ではオフィス街となり、アニメや漫画の記憶も忘れさられ、専門ショップも閉店していき数少なくなってしまった。人々の心にある作品の『思い出』はウイルスに作品世界を破壊され、思い出の作品の記憶が消えてしまう。みんなが好きな作品との『大切な思い出』を守るためウイルスを退治して、この世界を守るために、泉水たちが頑張る!

第2話あらすじ


© FURYU/「ぱすてるメモリーズ」製作委員会

大切な作品をウイルスから守る為、柱時計から『うさぎさんカフェへようこそ』の作品世界へと向かった泉水・イリーナ・亜矢香とねじれウサギ。

「「「メモリアルチェンジ!」」」


© FURYU/「ぱすてるメモリーズ」製作委員会

作品世界では、『うさカフェ』の主人公らしき人物と出会う。しかしその女の子は顔が鰻になっていた。実際にカフェを訪れてみると、「うさぎカフェ」ではなく「うなぎカフェ」になっているのだった。

この変化はどうやら「ウイルス」が原因らしい。亜矢香はうなぎカフェのマスコットキャラクターのチョッピーさんにコーヒー占いをしてもらう。泉水とイリーナは水難の相が出ている、ねじれウサギは受難の相が出ていると言われる。亜矢香はプライベートを詮索され、恥ずかしさのあまり正拳突き。ねじウサは吹っ飛び、占いは当たっていた。


© FURYU/「ぱすてるメモリーズ」製作委員会

そんなこんなで「ウイルス」が現れる。しかし泉水はウイルスの挟撃に合い、川に落とされる。コーヒー占いすごい。なんだかんだでなんかボスっぽいのが現れる。正対する3人の前に秘密組織ブラックエリートの幹部マヤが現れる。


© FURYU/「ぱすてるメモリーズ」製作委員会

「ウイルス」を撃退していく3人だったが、マヤが投入したうなぎのヌルヌルエキスのせいで足を取られ戦いにくくなってしまう。しかし泉水は逆にぬるぬるスライダーとして利用。マヤとの距離を詰める。


© FURYU/「ぱすてるメモリーズ」製作委員会

泉水はマザーウイルスのコアを破壊。マヤはバイキンマンのように彼方へ飛んで行った。世界は平和に戻った。泉水たちは美味しいコーヒーの淹れ方を勉強して現実世界へと帰還する。戻ると『うさカフェ』の1巻も発見できていた。

感想

最高文句なし。正直前回は『ごちうさ』の世界とか言うけど、どうせ当たり障りない内容なんだろうなあと思ったら、コーヒー占いやら変なマスコットやらキャラまで寄せてきて、一回しっかり怒られろと思うくらいの攻めだった。チョッピーには笑ってしまった。こんなに良い方向にぶっ飛んだアニメは素晴らしい。「顔がうなぎ」はパワーワードすぎる。このシナリオ考えた人の精神状態が見てみたい。

『うさカフェ』の声優陣も何気に豪華。小清水亜美福圓美里喜多村英梨金田朋子って、ある意味本家よりも豪華じゃん。手の抜かなさ。その割には、絵が不安定なのも逆にパチモンアニメらしさがあって良い。

ライバルのマヤも思いっきりネタキャラだし、うなぎヌルヌル攻撃とか思いついてもやらんわ。ヌルヌルを逆手にとって滑ってって…このアニメはアンパンマンか?それを真顔でやってしまう尖りっぷりに脱帽。全ての要素が上手く噛み合ってなんとも言えない世界観を形成している。前回の感想で「いいクソアニメ」と書きましたが、ちょっと期待以上でしたね。このブログは、こういうB級アニメが大好きです。

第3話の舞台は『ローゼンメイデン』ですかね。前回の感想で

毎話いろんな有名アニメ(ハルヒとかエヴァとかガンダムとか)をパロディーした世界だったら、なかなか面白そうなアニメになりそうです。でも多分そこまで攻めたアニメは作れないだろうなあ。

と書きました。もう製作には土下座です。めちゃくちゃ楽しみにしている自分がいる。2019冬アニメで一番好きなアニメになりそう。