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アニメ『CONCEPTIONコンセプション』12話(最終回)感想 - マナの人間態あんのかい

秋アニメ『CONCEPTIONコンセプション』12話「俺の子どもを、産んでくれ」感想です。

前回のあらすじ

グランバニアにも冬の季節が到来。街がクリスマスっぽいお祭りムードに包まれる中、イツキはシャングリラから衝撃的な事実を告げられる。それは、13番目の迷宮に潜むすべてのケガレの元凶『13番目の幻影』を倒す唯一の手段について。極限の選択を迫られたイツキの選んだ答えは……。

あらすじ

13番目の迷宮に挑むマナとイツキ。それをアーフィーと星の子たちは見守っていた。イツキは自らが犠牲になることを良しとはせず、13番目のケガレ神を倒そうとするが、敵は強大だった。

一方王宮では巫女たちによるケガレ神を封印する儀式が行われようとしていた。マヒルはイツキを犠牲にはできないと儀式を中断させる。イツキが犠牲にならなくとも、真にマレビトて巫女が心を通わせれば、ケガレ神を滅ぼすことができるという可能性が語られる。

ケガレ神と戦うイツキは、聖樹となりケガレ神を封じる存在になることは免れたが、窮地に陥る。

ケガレ神は迷宮の外に出て行ってしまう。星の子たちはそれを迎え撃つ。そこに巫女たちも合流し、星の子たちは合体し、その姿を変えるのだった。

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マナによって救われたイツキは、星の子たちと合流し戦うが、アーフィーがイツキを庇い、その命を散らす。イツキは星の子たちとひとつになり、その真の姿を現したケガレ神と戦う。しかしそれでもイツキたちは劣勢に陥る。そこにアーフィーの産んだ星の子も加わり、状況は打開される。ケガレ神をついに滅ぼすことに成功するが、星の子たちもケガレ神と共に消えてしまうことに。

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「産んでくれてありがとう」

平和になったグランバニアからからもとの世界に戻ることを決断するイツキとマヒル。帰還しようとする2人との別れを惜しむ巫女たちだったが、なんやかんや全員が帰還の魔方陣に飲み込まれることに。

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そこにはなんと消えたはずのアーフィーや星の子たち、そして人間の姿を得たマナもいたのだった。

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新たな生活が始まった。そしてイツキは皆と教会で結婚式を行うのだった。

感想

いい最終回だった。ずっと見たかったマナの人間態が登場しましたし、結局誰一人として欠けることはなく、大団円を迎えてくれました。アーフィーが消えたことや、星の子たちと交わした別れの言葉は何だったのかと思わなくもないですが、この作品にまともなツッコミは野暮でしかありません。

ラストバトルは合体してロボットみたいな形態になり、本当のロボットアニメの最終回のような問答が繰り広げられました。原作とは多分違うと思いますけど、なんとかしようという気概が見えます。作画面は決していいとは言えない作品でしたが、万策も尽きていませんし、省エネに努める工夫が見られたのは割と評価したい。

原作はヒロイン個別ルートも存在するようですし、お好みのヒロインが見つかった人は、ぜひPS4版をプレイしてみてはいかがでしょうか。私もPS4を買ったなら、プレイしてみたいと思います。