アニメ『CONCEPTIONコンセプション』6話感想 - 幸せのパン監禁事件
秋アニメ『CONCEPTIONコンセプション』6話「俺の子どもを、ぶぼべべべ!」感想です。
前回のあらすじ
イツキと巫女たちの仲を深めるための海水浴ツアーが行われる。ところが、学園一のプレイボーイ・セイヤにその情報が漏れ、巫女を口説こうと狙う彼まで付いて来てしまうことに。そんな中、イツキは占い師をしている双子座の巫女・リリスから、このままでは近いうちに死ぬと予言されてしまう。
あらすじ
今回はパン屋を営むコレットとの絆を深めようとするイツキだったが、その穢のない姿に手を出してもいいものかと躊躇する。
「俺にこの手を汚せというのか」
コレットと仲を深めるべく、彼女のパン屋を手伝うイツキだったが、パン屋に来る客はまったくなく、閑古鳥が鳴いていた。そこに訪ねてきてくれるのは星座の巫女と星の子たちを連れた教官であるアーフィーだけだった。
星の子たちが店内でパンを食べていると世のパン屋を淘汰したランチパックリの手のものたちがやってくる。
彼らは地上げにやってきたのだった。しかし星の子たちの「こんな大人にはならなくてよかった」という偽りのない本音に心がやられ、帰っていく。
実はランチパックリは同じく巫女であるフェルミナの家が営む事業であった。そこでなんとかしてもらおうとフェルミナと話をしに行くイツキだったが、折り合いがつかず、結果的にフェルミナの頭を机の角にぶつけさせてしまう…
コレットのパン屋のパントリーにフェルミナを一時的に監禁するイツキ。フェルミナを傷つけたことがバレては極刑もあり得るというマナの言葉に乗せられてイツキはフェルミナを監禁することになったのだった。しかしそれはマナがイツキにガードの固いフェルミナをストックホルム症候群によって攻略させるためだった。ちょろいけど。マナは星の子を作るためにはどんなことでもさせるクズ狸である。
そしてまんまと攻略されるフェルミナだった。
一方、コレットは学園祭への出展を目指し、闘志を燃やしていた。
感想
いくらなんでもカオスがすぎるだろ。世界名作劇場から始まり、幸せのパンかと思いきや、火サスが始まり、ストックホルム症候群によりフェルミナを攻略し、最終的にはパン屋のコレットは放置でなぜかエースをねらえ!のパロディというとんでもない展開。どっから突っ込んでいいのかわからないくらいのてんこ盛りっぷりに感服。フェルミナにパンを食べさせるときのいかがわしくまぎらわしい台詞回しもこのアニメらしさを忘れておらず、やはり感心してしまいます。
今回一番よかったと思ったのは以前ユズハの攻略時に出てきたランチパックリをちゃんと利用したことです。パン屋の話ということはランチパックリだろと思ったのですが、ちゃんと利用してその事業を営むフェルミナに話をしにいって、まさか火サス的展開につなげるとは…予想を超えていくCONCEPTION恐ろしい子…
あとイツキとフェルミナがパントリーでロマンスを展開している傍らで普通にコレットが出入りしているのがシュールで笑えました。
どうでもいいんですがイツキが監禁時に紙袋を被っているのが、邪神ちゃんのメドゥーサみたいでした。サブタイトルの「俺の子どもを、ぶぼべべべ!」は紙袋を被っているときの何言ってるかわからない状態のセリフを現していたみたい。
ちょっと前に管理人とメドゥーサの話をしたところだったので妙なシンクロがあるもんだなと。
そしてなんと次回はちくわ回。
今期アニメの真の支配者は世界最強のちくわアニメである『あかねさす少女』だったんだよ!な、なんだってー