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アニメ『RErideD - 刻越えのデリダ』3話感想 - 債務超過のデリダ

2018秋アニメ『RErideD - 刻越えのデリダ』3話「集まった者たち」感想です。

前回あらすじ
デリダが冷却睡眠装置から目覚めたとき、10年の時が経過していた。荒廃し、暴走したDZの群れがひしめく2060年の世界で、DZに襲われていたデリダを救ったのは、デストラクトのヴィドーという男だった。ヴィドーは、人工知能ナビを搭載した車・グラハムと、娘のマユカと共に請負仕事をしているという。混乱しながらもネイサンの最期の言葉を思い出したデリダは、マージュ探しへの同行をヴィドーに依頼するが……。

第3話あらすじ

ユーリィにマージュは死んだと告げられるデリダデリダはマージュの墓に案内される。マージュは戦争で死んだという。墓を見て茫然とするにデリダに一人の女が近づいてくる。その女は暗殺者のドナだった。ヴィドーは間一髪で反撃し、デリダとユーリィをグラハムへと逃がす。ヴィドーもなんとかドナの手を逃れ、グラハムを発進させる。

ドナは空中戦闘メカまで持ち出す。グラハムとヴィドー驚異の回避テクニックで弾が一個も当たらない。補給拠点に逃げ込むもののミサイルを撃たれて岩盤崩落するものの4人は助かる。ユーリィはデリダはネイサンを殺して自分も死んだと聞かされていた。今のデリダを本当に彼なのかどうか疑っていたが、10年前のことを鮮明に記憶しているデリダを見て少しづつ信用し始める。

ユーリィを帰すため、彼女の住む街に移動する。そこは戦争後にできた街で、ヴィドーたちは物資を補給する。別れを告げるデリダにユーリィは自分の部屋に案内する。そこでマージュは本当は生きているということを告げるのだった。

マージュの墓は彼女が死んだと思わせるためのカモフラージュで、彼女は去年の秋に失踪したという。デリダはマージュを探し出すことを決意し、ヴィドーを呼びに行くとそこにマージュ(アンジュ?)の幻影が現れる。幻影は首を振るだけで一言も発さず姿を消す。

その後、ユーリィの部屋が爆破される。ユーリィはなんとか窓枠にぶら下がり、デリダに救出される。ドナではなくアンドレイの別働隊暗殺グループの仕業だったようだ。

ユーリィはデリダと一緒にマージュを探すことを決意するのだった。

感想

てっきり狙撃で暗殺するのかと思ったら堂々と正面からぶつかってきて笑ってしまった。あれ暗殺だったら一瞬で任務完了できただろ…ドナがデリダを追いかけている後ろから普通にヴィドーに捕まるとことか、こいつ本当に腕利きの殺し屋なのかと疑いたくなる。そのあと対物ライフルやら戦闘メカまで持ち出してじゃあそれ最初から使えよって。

コミカルなアンドレイのパートが癒しすぎる。デリダ債務超過ネタもB級を超えてC級アニメを見ているようで、シリアスな内容にも関わらず、肩肘張らず見てしまえるのがRErideDのいいところだろう。ユーリィがどうやって手榴弾の爆発から逃れて窓枠にぶら下がったのか考えながら見るのも楽しい。

演出面で印象的だったのは、デリダがマージュを探しに行くと決断した後、カラスが横切るシーンで、カラスは不吉なことを予感させるシーンによく使われるので、これはユーリィの部屋が爆破されることの暗示かと思ったのだけど、マージュが来るなというふうに首を振っていたことから、マージュを探しに行くこと自体がめちゃくちゃ危険なことだと示唆しているのかもしれない。悔しいことに先が気になってしまうアニメだ。