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アニメ『ジョジョの奇妙な冒険 第5部 黄金の風』2話感想 - ブチャラティはいい人だった

アニメ『ジョジョの奇妙な冒険 第5部 黄金の風』2話感想です。

前回のあらすじ

南イタリアの都市、ネアポリス。風光明媚な観光地だが、ギャングが支配する街でもある。

ジョースター家の宿敵・DIOの息子と思しき人物「汐華初流乃」を探すため、この街を訪れた広瀬康一は、
青年ジョルノ・ジョバァーナと出会い、荷物を盗まれてしまう。

その際、康一はジョルノこそが探していた「汐華初流乃」であり、
同時に彼がスタンド使いであることを知る。

一方、ジョルノはギャングの「涙目のルカ」から因縁をつけられてトラブルになり、
それが原因で同じくギャングのブローノ・ブチャラティから狙われることになる……。

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第2話あらすじ

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ジョルノ・ジョバーナの半生が語られる。ジョルノはごく幼い頃は母親のネグレクト、母親がイタリア人と結婚してからは父親から虐待、そして街では差別されていた。しかしある日、とある傷ついた男を匿う形になったところから全ては変わった。

助けた男はギャングだった。ギャングである男に見守られていることにより、周囲の態度は一変した。ジョルノはそのギャングから人を信じることを初めて学び、それによりギャングに憧れを抱くようになったのだった。

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そしてブチャラティと対峙する場面に移る。ブチャラティも自らと同じ能力を持っていると気づいたジョルノ。初めて戦うスタンド使いに対し、自らのゴールド・エクスペリエンスの攻撃を直接当てる。これまでは物体に対して生命を与えるという目的でしか使用してこなかったが、人間に対して使えばどうなるのか。その答えは、意識が暴走するというものであった。暴走した意識は肉体を置いてきぼりする。相手を圧倒する超パワーを身に着けたと思ったブチャラティだったが、それは意識のみであり、肉体はゴールド・エクスペリエンスに殴られており、その暴走した意識はダメージを何倍にも増幅して感じさせた。

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ブチャラティはジョルノの覚悟を感じ取り、彼のスタンドであるスティッキィ・フィンガーズで応戦する。パワーではブチャラティのスタンドのほうが上手であった。スタンドの能力を使い、この場は一時撤退しようとするブチャラティ。しかしここで彼を逃しては自分はずっと付け狙われると思ったジョルノはブチャラティを追う。

ブチャラティはその能力を使い、少年の中に自らの姿を隠したが、ジョルノもゴールド・エクスペリエンスを使い、ブチャラティを発見する。ブチャラティとジョルノの本格的な戦闘が開始される。ブチャラティスティッキィ・フィンガーズの能力で少年の腕を自らの腕に挿げ替えることで、意識の暴走から逃れるが、一瞬のスキが生まれ、ジョルノの攻撃を許す。それにより意識は暴走し、ブチャラティは死を覚悟するが、ジョルノは攻撃の射程外へ出るのだった。

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なぜとどめを刺さないと問うブチャラティに対し、ジョルノはあんたがいい人だからだと答える。少年の腕には注射跡があり、こんな子供に対してすら麻薬汚染が広がっていることにブチャラティは心痛めたのだ。

そしてジョルノはブチャラティに仲間になれと言う。組織に入りギャングのトップになり、街を乗っ取りギャングスターになるとジョルノは宣言するのだった。

感想

ジョルノのスタンド、ゴールド・エクスペリエンスの攻撃した相手の意識を暴走させるという能力はこれ以降出てきません。そして攻撃を跳ね返す能力も後半は使われません。連載初期段階ではかなり見切り発車だったんだなと思ってしまいます。主人公が使うには強すぎる能力だったのかもしれませんね。5部からはとにかく能力の複雑化が進んでいて、しっかり理解するのが難しい印象です。特にラスボスと主人公の能力が最終的にわけがわかりません。やっぱり4部くらいが私にはちょうどいいかな。

今回からOP、EDが付きました。OPは第2部でも担当していたCodaが歌う楽曲になっています。2部の主題歌は好きだったんですが、5部のOPはうーん…EDはよく知らない洋楽。原作者である荒木飛呂彦の趣味が反映されているのでしょうが、私にはまったくわからなかったです。

さて、ジョジョのアニメと言えば一部からずっと担当している大川透のナレーションと思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。2017年末から約半年間病気療養のため休業を挟んだこともあり、いつもの力強いナレーションという感じではなかったのがやや残念ですが、違う人が担当するよりは5部までに戻ってきてくれてよかったなと思います。