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アニメ『あかねさす少女』2話感想・考察 - 金持ちイケメンと結婚できるなら元の世界に戻りたくないよね

2018秋アニメ『あかねさす少女』第2話「違う世界」感想です。

前回あらすじ
黄金の輝きと漆黒の闇が混ざりあう黄昏時――「4時44分」。明日架、優、みあ、奈々、クロエは、別世界を開くための儀式を行っていた。彼女たちは「鉱石ラヂオ研究会」。恒例の儀式は、失敗するまでがお約束だった。ただひとつ、いつもと違っていたのは、変わった石を拾ったこと。それをきっかけに、ある周波数に辿りついた彼女たちは、再び儀式に挑む。次の瞬間、明日架らの目に映ったもの……それは一面金色の世界。さらに、奇妙な生物に襲われた彼女たちを救ったのは、明日架によく似た、いや、明日架そのものの外見を持つ少女で……!?

第2話あらすじ

明日架は自分と全く同じ容姿の人間がいたこと、そしてペンダントに弟の今日平の写真が入っていたことから、シリアスカは違う世界の自分だと主張する。優やみあはそれに懐疑的なものの、クロエは状況証拠から真実だろうと推測する。明日架は再び別の世界に行こうと提案するが、前回移動したときの周波数からは不思議なノイズが聞こえてこないという。

奈々は、友人との帰り道不思議な占い師に出会う。その占い師は奈々が家族関係で困っていることを的中させ、ラッキーナンバーは6969と告げる。奈々はそれをラヂ研のメンバーに伝え、696.9の周波数で儀式を試してみる。

一瞬移動したような感じがしたが、周りの様子は儀式前と何も変わりがなかった。しかし奈々が消えていた。奈々を探す4人は、行きつけの喫茶店で奈々を発見する。しかし、そこにいたのは同じ姿をした4人だった。何が起きたのか分からない4人にシリアスカが姿を現わす。

シリアスカは、ここはパラレルワールドだということ、奈々が1人しかいないのは儀式を行ったのが奈々だったので彼女が楔となってパラレルワールドの住人と同化してしまったのだということ、そして1日待って同じ儀式を行えば元の世界に戻れることを告げる。しかしながら自分がなぜこの世界線に来ているのかについては探し物をしていると話をはぐらかすだけだった。

そして696.9の世界は17歳で結婚することが義務付けられた世界だった。奈々は状況が飲み込めずに困惑する。家に帰ると母と父が誕生日祝いとして、婚約相手とのペアルックを奈々に贈った。しかし奈々は時代錯誤なプレゼントに激怒し、また奈々の生みの親は違っていて、自分が邪魔者にされていると感じていた。その日頃からの家族への不満をぶちまける。

そんな折、婚約者のトモヤがやってくる。トモヤは売れっ子タレントで元の世界でも奈々はトモヤのファンだった。2人はデートをし、奈々はトモヤに惚れる。

そして元の世界のラヂ研の4人が奈々を迎えに行くも奈々はこっちの世界の4人だと勘違いし、喫茶店で変な言動をしたことを謝罪しトモヤと結婚すると宣言するのだった。

感想

1話とはガラリと印象が変わってバトルはなく、ちょっとユーモアのある展開になりました。私はバトル展開よりもこっちの方が好きですね。ただ1話の戦闘描写で万策尽きたのか、壊れかけのRadioならぬ壊れかけの作画になっていて頑張ってほしいものです。モブキャラクターの頭身がかなり気持ち悪いことになっていました。

ひとつ謎があって、楔がないとパラレルワールドにい続けられないし元の世界に帰れないと言いますが、1話のシリアスカに出会ったパラレルワールドではどういうことが起きたのでしょうか?このとき明日架が儀式を行いましたが他の4人も一緒のところにいて、他の4人は元の世界の4人だったと思います。ここの矛盾をどうすれば説明できるのかが分かりません。

またその世界にはシリアスカもいたので、シリアスカはその並行世界の人間ではなく、また別のパラレルワールドの人間だという推測ができます。シリアスカは色んなパラレルワールドを回って雪うさぎを撃退しているのでしょうか?探しものというのは今日平だろうと推測はつきますが…そして謎の占い師に扮した女の目的はなんでしょうか?

もう一つはフラグメント(世界線)の数値で元いる世界が633.0、十数年前に分岐したのが696.9、前回の633.0と似ても似つかない世界が633.1です。普通近い分岐の方が数字が近い気がするのですが関係ないのでしょうか?

エンディングですが、毎週曲が変わると嬉しいですね。でもできれば声優にカバーして欲しかったです。