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アニメ『あかねさす少女』1話感想 - 明日架はパラレルワールドで明日架に出会う

2018秋アニメ『あかねさす少女』第1話「4時44分の儀式」感想です。

イントロダクション
2018年、10月。ある地方都市に住む少女たちが、とある儀式を行っていた。彼女たちは「鉱石ラヂオ研究会」。明るさが取り柄の女の子、土宮明日架が同じ高校に通う友人たちと立ち上げたサークルだ。その儀式は都市伝説めいたものでしかなかった。——しかし、いくつもの条件が偶然重なり、遊びは遊びでは済まない事態となる——。

スタッフ
監督:玉村仁 / シリーズディレクター:アベユーイチ
シリーズ構成・脚本:ヤスカワショウゴ / SF設定:山本弘 / キャラクターデザイン:原田大基 / サブキャラクターデザイン:河島裕樹、山本亮友、渡辺浩二 / 総作画監督山本亮友 / イコライザーデザイン:ヒラタリョウ / クラッターデザイン:森木靖泰 / プロップデザイン:今石進、渡辺浩二、ヒラタリョウ、高瀬さやか / 色彩設計:のぼりはるこ / イメージボード:ブリュネ・スタニスラス / 美術監督:伊藤友沙 / 美術設定:平澤晃弘 / 美術:草薙 / 3DCG:武田秀明 / 撮影監督:佐藤敦 / 撮影:スタジオシャムロック / 編集:長谷川舞 / 音響監督:森下広人 / 制作協力:スプリング / 制作:ダンデライオンアニメーションスタジオ十文字

キャスト
土宮明日架:黒沢ともよ / 灯中優:Lynn / みあ・シルバーストーン東山奈央 / 七瀬奈々:小清水亜美 / 森須クロエ:井上麻里奈 / 橘田蔵人:平川大輔 / 谷治雄大:山口太郎 / 千波トモヤ:河西健吾 / 迫間仁:大塚明夫 / 氷石紗呂:勝生真沙子 / ホワイトゴート:宮本充 / 月見里真結希:楠木ともり / 桜賀輝:河瀬茉希 / 松朱子鈴代紗弓 / 大久保大地:久保田梨沙 / アニー真楠田:久保ユリカ / 土宮今日平:桑島法子 / 虻田四億:清川元夢

第1話あらすじ

昼と夜の境目、4時44分。明日架、優、みあ、奈々、クロエは、別世界を開くための儀式を行っていた。しかし明日架が優の考えた呪文を間違えたせいか何も起こらず終わってしまう。優は別世界なんかないと懐疑的だが、それでも明日架は他の世界を信じていた。

明日架「信じる世界は現れる!とちくわ様もおっしゃっています!私は信じる!私の望む世界がどこかにあると!

その儀式のあと、クロエは不思議な石を拾う。その石を鉱石ラジオに組み込んでみると、ラジオのノイズとは異なる不思議な音が聞こえてきた。明日架はその音の正体をちくわ様に聞いてみようという。

明日架「入口が一つ、出口も一つ。さすれば真実もまたひとーつ!ちくわ様はなんでもお見通しなのです。

しかしちくわ様に聞いてみるがよく分からない。すると似たような音が明日架のコンパクトラジカセからも聞こえてきた。明日架は、音のするこの周波数を使って再び4時44分の儀式を行おうと提案する。

そして儀式を行うと、次の瞬間一面金色の世界に移動していた。そこにはぱんにゃのような不思議な生物(雪うさぎ)も。雪うさぎはみあ、奈々、クロエにじゃれ合うが、優が「クソうさぎ」と言って投げつけると雪うさぎは怒り、5人を攻撃しようとする。

そこに現れたのは明日架と同じ外見を持った女の子だった。剣を振り雪うさぎ1匹を倒すと、雪うさぎが合体してなんかデビルガンダムヘッドみたいな生き物になる。明日架と似た少女は「duplicate」と唱え、装甲のようなものを装着。剣にもなるヴェスバーみたいなものでデビルガンダムヘッドみたいな生物と戦い撃破する。明日架に似た女の子は5人を元の世界に帰す。

明日架2「633.0の住人だな。どうやったのか知らないが、二度と来るな。自分たちの世界に戻って。忘れろ。

しかし、明日架に似た少女(面倒なので明日架2で)は、元の世界に戻れず倒れてしまう。明日架1は自分の家である味噌屋に彼女を運ぶ。明日架2はお腹が空いて倒れたようで、カツカレーをご馳走になりお風呂も一緒に入る。明日架1は明日架2に金色の世界のこと尋ねるが、翌日にして欲しいと言われる。しかし翌日、明日架1が目を覚ますと明日架2は消えていた。

明日架1「…嘘つき

明日架2が家に忘れていったロケットペンダントを見ると、死んだ弟?の今日平の写真が入っていた。

明日架1「やっぱりそうなんだ…あの子はこことは違う世界の、もうひとりの、私

感想

実は私が以前書いた2018秋アニメ期待の7選に入れていなかったのですが、このアニメが覇権じゃないかなと思っていました。それは黒沢ともよさんが主人公を演じているからで、彼女が出るアニメはことごとくハズレがないという理由からです。1話を見た感じだと、その予想はあながち外れていなかったかもしれませんが、ちょっと想像していたものとは違っていました

イントロダクションだけ読んでアニメを観ましたが、サスペンスのような感じかなと思っていました。まさかパラレルワールド系SFだったとは。SF考証に山本弘さんの名前があったと思いますが、ガッツリSFなんだなというところがここで分かりました。後半に入って異世界に行ったとき、うわぁバトル物かと一瞬思いましたが、すぐに現実世界に戻って良かったです。

ただバトルシーンはかっこよかったですね。スピーディーでメリハリのある爽快感溢れる戦闘でした。このクオリティがずっと続くのであれば話題になることは間違いないでしょう。この異世界と現実世界がどのようにリンクしていくのかがこの先楽しみです。

さて、黒沢ともよさんはそれはそれで良いんですが、ちくわアニメなのになぜ山口立花子さんを使わないのか不思議でなりません。全国蒲鉾水産加工業協同組合連合会からちくわPの認定証を授かっている公認ちくわPです。彼女を使わないでどうするのか。音響監督には説教したい気持ちでいっぱいです。