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アニメ『天狼 Sirius the Jaeger』8話感想 - 結局味方っぽいミハイル

2018夏アニメ『天狼 Sirius the Jaeger』第8話「然る者、紫煙に薫る」感想です。

前回あらすじ

直江邸での戦いの火花の中、ユーリィはカーシュナーからウィラードの過去を聞かされる。 ウィラードがドッグヴィルへの襲来に加担したとの事実に激昂したユーリィは悲痛な叫びと共に天狼化し牙を剥くが……父親のように思っていた彼の前に泣き崩れる。 ドッグヴィルが襲われた理由となる手掛かり『天狼の匣』。 叡智の結晶が詰まっているとされるそれに最も近いとされるエフグラフという吸血鬼。 狩人の群れを離れ、ユーリィは「天狼の匣」を探す手がかりを探しに、樺太へと向かう。
脚本:小柳啓伍 / 絵コンテ:岡村天斎 / 演出:菅沼芙実彦 / 作画監督:鍋田香代子、鈴木理沙 / 総作画監督松浦麻衣、佐古宗一郎

第8話あらすじ

ユーリィはウィラードに古文書の内容について聞く。古文書にはシリウスの匣の記述があったが、匣はユーリィの父親の手によって持ち出されていた。ユーリィは匣の在り処を追いかけて南樺太へと向かう。

ミハイルとエフグラフは、シリウスの匣誕生の地であり匣を封印できる唯一の地であるシリウスの聖地と呼べるべき場所を訪れていた。そこではユーリィの父親が命と引き換えに匣を封印していた。エフグラフが、父の愛する子供であるミハイルであれば封印が解けると考え、ミハイルを封印の場へ足を踏み出させる。

一方ミハイルもヤツを倒すために匣を手に入れたい。しかしミハイルであっても封印に阻まれる。無理に進もうとするミハイルだが、エフグラフとの血の盟約に操られ強制的に引き戻される。ミハイルは気力で振り切ってエフグラフに斬りかかるが、刃は届かない。

クラルヴァインは人造人間でシリウスの匣を入手しようとエフグラフに懇願するが、すべて無視。クラルヴァインはプライドにかけて一矢報いることを心に誓う。

南樺太に単独で渡ったユーリィ。入った食堂で狩人のビショップがユーリィの元を訪ねる。ビショップは、シリウスの匣を知っている人に出会うといい、利害関係が一致し2人は手を組むことになる。

ユーリィはビショップからヴァンパイアの血の匂いがするために、本当に狩人か?と疑うが、ビショップはヴァンパイアを倒し続けて匂いが染み付いたと答える。匣のことを知っている人のところに向かうと、その老人はヴァンパイアに襲われていた。ユーリィは助けに入るが、そこにラリーサとタマーラが襲いかかる。

感想

ミハイルの「匣さえあればヤツを…」というセリフで、ヤツの相手が明示されていませんが、今までのミハイルの様子から分かるようにエフグラフのことでしょう。エフグラフもミハイルの反逆心は知ってて、匣の獲得のためだけに利用しているということが分かります。

つまり結局ミハイルはユーリィの仲間なのですが、この先の展開は色々考えられます。1つはユーリィと共闘してヴァンパイアに立ち向かうというものですが、もう1つは操られてユーリィ達を襲ってユーリィ(もしくはユーリィの仲間の誰か)に殺されるというもの*1です。なんとなく後者の可能性が高いように思っているんですが、どうでしょうか。そのシーンでは涼子が重要な役割を果たしそうな気がします。今のところ彼女のピースが上手くはまってない感じがしているので。

その涼子はロンドンへと出航。直江家に降りかかったことを見極めるとのことですが、まあそれは建前でユーリィのことが気になるのが本音だと思います。ロンドンにはいませんが。

そして気になるのがクラルヴァイン。なんか最後にコメディ要員に終わらずデカイことをやってくれそうな気がします。こういう変なキャラがエフグラフを倒してラスボスになると意外性があって面白いんですけどね。

*1:用済みとなったヴァンパイアに殺されるという可能性もあります。その場合は、ユーリィの目の前でやってユーリィを覚醒させるとかそういう感じでしょうか。