かおすもにゅめんたむ

アニメ・アイドルのブログ

アニメ『音楽少女』6話感想 - 唐揚げを食べると結果的に良い詞が書ける

2018夏アニメ『音楽少女』6話「ニクとアイドル」感想です。

前回あらすじ

とある雑誌の撮影をどるちぇで行うことになったメンバー達。「音楽少女の日常」というテーマを元に色々な指示を出す編集者であったが、それに対しメンバーはどこか違和感をおぼえる。そんな中、羽織が編集者に一言物申す。音楽少女を誰よりも想う羽織が取った行動とは…。
脚本:赤尾でこ / コンテ:石平信司 / 演出:三好正人 / 作画監督:清水勝祐、中山岳洋、斉藤香織、臼井篤史 / 美術監督:田尻健一

あらすじ

お気に入りの唐揚げを買いに「おかあ弁当」に走る西尾未来。しかし唐揚げは売り切れだった。どうやら年配の男性という唐揚げライバル・肉敵がいて、唐揚げを全部先に買って行ってしまったらしい。負けられない戦いがそこにはある。

音楽少女は翌日池橋Pに呼び出される。アイドル作詞家の大御所夏輝先生に作詞を書いてもらった新曲が完成したのだろうと楽しみにするメンバー。しかし雪野日陽だけは不安げな表情だった。

しかし翌日池橋Pに新曲は出せなくなったと謝罪される。詳しく聞いてみると、はなこが歌詞チェックをしたとき譜割りを確認せず、夏輝先生の思っていたものと異なっていたため先生がお怒りであるという。涙を流して謝罪するはなこに羽織が詰め寄るが、未来はまだ諦めちゃダメとはなこを外に連れ出す。

未来ははなこに元気になってもらいたくて「おかあ弁当」に向かうがやはり唐揚げは売り切れ。それ以外は無策だった未来で、途方にくれる2人だが、メンバーから夏輝先生はセブンティーン御殿と呼ばれる豪邸に住んでいると情報を聞き、直談判に向かう。

部屋に上げてくれた夏輝先生は怒ってはいないというものの、音楽少女にはもう詞は提供しないと断言する。それでも、はなこと未来は音楽少女の売り込みを続け、未来は勝手にダンスも披露する。ところが唐揚げを補給してないのでダンスが全然踊れていない。

そこで、はなこが機転を利かせて夏輝先生の詞の話へと舵を切り、聞き上手っぷりを発揮して夏輝先生の心を開いていく。夏輝先生は、今までの作詞は心の中の17歳の少女を表現しただったと語る。

それを聞いた未来は、夏輝先生の前で作詞を始める。出来た詞は唐揚げの気持ちになって作った歌だった。それを聞いた夏輝先生は未来が、「おかあ弁当」の唐揚げ争奪戦をしている若い女性だと知り、未来は夏輝先生が肉敵だと気付く。


真っ向から対峙する2人。争いは避けられずどちらか一方が命枯れるまで続くとも思われたが、未来のお腹がなり戦意を喪失した夏輝先生は山盛りの唐揚げを未来に出す。


未来の純粋な唐揚げの歌を聴いて、夏輝先生は本当はもう心の中の17歳が失われてしまい、自分の納得のいく歌詞が書けなかったので、お蔵入りにしたくてやったことだったと告白し謝罪する。未来は先生の17歳を取り戻すためにもう一度踊らせてほしいと頼み、先生も一緒に踊り出す。

夏輝先生は17歳の少女を取り戻し、新曲「シャイニングピース」を書き上げる。日陽が浮かない表情だったのは先生のスランプを見抜いていたからだった。新曲は大反響で音楽少女は野外フェスの参加が決定する。

感想

カオスで面白かったです。未来がいきなり作曲し始めたときは全く理解不能でしたし、夏輝先生が踊り出したときはいやお前も踊るんかい!と心の中で突っ込んでしまいました。まあ内容はしっちゃかめっちゃかなんですが、結構いいこと言ってて、特に未来と夏輝先生の掛け合いのところで

  • 夏輝先生「皆がダイヤの原石。それを磨くのは客だ。君たちだけが特別ということはない。
  • 未来「お言葉を返すようですが、自分は特別だって思わないとアイドルはできないと思います!私はいつだって、私を見てくれる全ての人のハートを鷲掴みにするようなパフォーマンスを見せたいって思ってます!

のところが印象に残りました。まず夏輝先生のセリフではダイヤの原石を磨くのが客と言っているところが、磨くのはプロデューサーの仕事だと思っていましたが良い客もアイドルにとっては凄く大事だなと思い直しました。また未来のセリフはアイドルを目指す女の子全員にかけてあげたい言葉です。

どうでも良いけど最後野外フェスに参加と言っているけど、TIFがあるから音楽少女レベルのアイドルは普通に参加できると思うんだが。むしろ1話で行なっていた空港での単独ライブの方が難易度が高い気がします。来週は羽織ちゃんの喉に異変が起きそうな予感…

「シャイニング・ピース」の視聴動画と西尾未来ソロ曲「フライガール」のMVが発表されています。