アニメ『Free!-Dive to the Future-』1話感想‐Free!3期大学編がスタート
夏アニメ『Free!-Dive to the Future-』1話の感想です。
あらすじ
燈鷹大学に入学した遙。
水泳部では新人戦に向けて練習が始まろうとしていた。
そんな折、遙は中学生時代のチームメイトである旭と再会する。
ともに上京していた真琴も交え、喫茶店で当時の思い出を語り始める遙たち。
話題はもう一人の中学時代のチームメイトである郁弥のことだった。
感想
舞台を大学に移したFree！の第3期シリーズが放送開始となりました。前作である『Free!-Eternal Summer-』から4年経っていますし、前作は高校の終わりまでを描いていて、区切りとしてもちょうどいいところで終了していましたので、もう続編はないものと思っていました。しかしながら大学編もやるみたいですね。今シリーズの主軸になるのは中学の頃に同じチームを組んでいた桐嶋郁弥との関係性みたいです。
1話は大学に入学し、かつての仲間であった椎名旭と再会、他の登場キャラクターの近況も語られつつ、入学後最初の大会で旭と同じくかつてのチームメイトだった桐嶋郁弥の姿を見かけて終了というものでした。遥の泳ぎが郁弥の劣化版であると語られる場面もあり、郁弥は最強っぽい風格があります。
まず作画は流石としかいいようがないほどクオリティが高いです。全体を通して崩れるのではないかという心配も確実に杞憂で終わらせてくれる京アニ。水の表現に挑むのはまず他の制作会社では不可能。今の時代はまともに完走すら出来ないアニメが増えていますので、京アニの凄みも際立って感じられます。
内容としてはもともとの登場人物の所属がバラバラになりすぎていて、これをうまくまわしていくことができるのだろうかと。最近復活を果たした『けいおん！』も高校組と大学組で2作を連載していた時期がありましたが、それと似たような状態ですね。まあ元々の岩鳶高校後輩組の方は比重としてかなり軽くなるでしょう。そしてそもそもの登場キャラがとんでもなく増えています。既存キャラをまんべんなく活かしたストーリーを構築するのはかなり難しいと感じます。
3期をやる必要性はほぼないと感じますが、映画のキャラクターも絡ませた集大成としての3期をどうしてもやりたかったのかもしれません。間には映画の公開などもありましたが前作から4年という時間が経っています。以前のように大ヒットとなるか、気になります。
イントロダクション
飛び込め、未来へ──!!
2013年7月、TVシリーズとして幕を開けた『Free!』。
水と泳ぐことに特別な思いを見出している七瀬遙。
遙を水の世界へ導いた橘真琴。競泳の世界へ誘った松岡凛。
彼らは水泳によって仲間と出会い、時にすれ違いぶつかり合いながらも、
想いをつないだ先で“見たことのない景色”にたどり着いた。
翌年、続編にあたる『Free! -Eternal Summer-』（2014年7月）が放送。
高校生最後の夏、遙は、将来への思いに戸惑いながらも、かけがえのない
仲間と大切な絆を結び、それぞれが目指す“次のスタート”を決めた。
その後、『Free!』の前日譚にあたる
『映画 ハイ☆スピード!－Free! Starting Days－』（2015年12月）で、
遙の中学生時代が紐解かれる。
少年から青年へと移ろうあわいの季節。
遙は、桐嶋郁弥、椎名旭という新たな仲間と出会い、
もう一つの最高のチームで泳ぐ喜びを知った。
2017年10月に公開された『特別版 Free!-Take Your Marks-』では、
高校卒業を控えた遙たちの何気ない日々が描かれた。
そして、2018年7月。
夏の訪れとともに、『Free!』シリーズは、
ついに“新章”へ突入する！
スタッフ・キャスト
スタッフ
原案：「ハイ☆スピード!」おおじ こうじ
（KAエスマ文庫/京都アニメーション）
監督：河浪栄作
シリーズ構成：横谷昌宏
キャラクターデザイン・総作画監督：西屋太志
美術監督：笠井信吾
３D美術：鵜ノ口穣二
色彩設計：米田侑加
小物設定：秋竹斉一
撮影監督：髙尾一也
３D監督：柴田裕司
音響監督：鶴岡陽太
音楽：加藤達也
音楽制作：ランティス
アニメーション制作：京都アニメーション／アニメーションDo
製作：岩鳶町後援会
キャスト
七瀬 遙：島﨑信長
橘 真琴：鈴木達央
松岡 凛：宮野真守
桐嶋郁弥：内山昂輝
椎名 旭：豊永利行
遠野日和：木村良平
山崎宗介：細谷佳正
桐嶋夏也：野島健児
芹沢 尚：日野 聡
葉月 渚：代永 翼
竜ヶ崎 怜：平川大輔
似鳥愛一郎：宮田幸季
御子柴百太郎：鈴村健一
鴫野貴澄：鈴木千尋
松岡 江：渡辺明乃
早船ロミオ：阿部 敦
石動静流：松岡禎丞
国木田 歩：広橋 涼
御子柴清十郎：津田健次郎
