かおすもにゅめんたむ

アニメ・アイドルのブログ

デッドプール2感想 - 遊び心を忘れない見応えのある作品

なんの気まぐれかデッドプール2を公開日に観てきました。私は声豚ですので、基本洋画でも吹き替えで観ます。

前作もたしか6月1日に観に行った記憶があります。そのころちょうど発売目前であった『スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ』においてトウマ・カノウ役で出演されている加瀬康之が主人公の吹き替えを担当されていて、シンクロニシティを感じたのを覚えています。

内容について

内容としては前作よりも面白かったです。前作はいまいちというほどでもないのですが、前評判からすると普通の映画であるなという印象が拭えませんでした。しかし今作はめちゃくちゃにやってくれているなと思わされます。

今作はOPからして名作映画のパロディですし、各所に小ネタが多く挿入されているのが理解できました。私自身そこまで映画への造詣が深いわけでもありませんし、X‐MEN シリーズやMCUの作品もほぼほぼ鑑賞していないのですが、それでも楽しめましたので知識がある方にはやはりより響く作品であると思います。

 

今作で個人的に一番おもしろかったのは、観られた方全員がそこを挙げるとは思うのですが、エンドロールでした。ここでこの演出ができるというのは、この作品を置いては他に存在しないのではないでしょうか。予備知識がなければなんのこっちゃと思われるかもしれないので、ぜひX‐MEN ZEROとグリーンランタンの2作を視聴しておくことをオススメします。

それ以外の見どころとしては、今作ではX‐フォースというチームを結成するのですが、その大半が一瞬にして消えます。ぶっちゃけて言えば悲惨な死に様を見せてくれます。

完全にギャグなのですが、ゴミ収集車に巻き込まれたり、バスに激突したり、ヘリのプロペラに巻き込まれたり、感電したりとまあひどい。感電するのは一瞬しか出ませんがあのブラピだったりします。

ちなみにX-フォースのメンツの声優は某アベンジャーズの主要メンツの声優とモロかぶりです。さすがの遊び心。その中には中村悠一もいるのですが、彼もスーパーロボット大戦OGの重要キャラクターであるジョッシュの声優です。

 

今作の主な敵キャラとして未来からきたケーブルというキャラクターと戦いますが、最初の遭遇時ミュータント用収監所アイスボックスでの戦闘はなかなかに見応えがありました。未来からきた相手にシャークネードは何作まで作られたんだと聞くシーンはクスッときます。

全体のストーリーとしては感動できる面があり、アクションシーンは予算を目一杯使った迫力あるものに仕上がっていますし、最後までこの作品らしい遊び心を忘れない作りでとても見応えのある作品だったように思います。

R15指定の映画ですし、名探偵コナンには勝てないかもしれませんが、ヒットしてほしいものですね。

 


Marvel 映画「デッドプール2」日本版予告 “俺ちゃん、ケーブルに会う” Ver.