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トリニティマスターのレビューとリセマラの必要性について


スクウェアエニックスの新作アプリゲーム『トリニティマスター』が配信開始されました。簡単にレビューをして行きたいと思います。

ゲームシステム

ゲームシステムはスクウェアエニックスの説明では

『TRINITY MASTER』は従来のタワーディフェンス系のゲームシステムに、「英雄(ヒーロー)」・「召喚(アニマ)」・「必殺技(スキル)」という”3つ”の要素を駆使する「トリニティバトルシステム」が搭載された新感覚リアルタイム対戦ゲームです。
さらにバトルシステムだけではなく、ストレスのない対戦マッチングと操作性を実現。リアルタイムで戦局が変わる対戦では、自ら考えた戦略で勝利を掴むという、“至高の戦略対戦”を楽しめます。

となっていますが、そんなに仰々しく書くことはありません。「にゃんこ大戦争」と同じ横スクロール型のタワーディフェンスゲームです。

トリニティマスターがにゃんこ大戦争と最も違うところは、自分の操作キャラがあってそれを動かせるということです。つまり「にゃんこ」ではキャラを生産させるだけがプレイヤーの介在するところだったのですが、これに自キャラ操作も加わるということになります。

自キャラは右下のボタンを押せば必殺技を出すことができます。必殺技は英雄(自キャラ)によって違うので、自キャラとの兼ね合いで、自分のパーティーを組むことになるでしょう。
しかしながら、だからと言って戦略性が増えたとはあまり思っていなくて正直やっていることはあまり変わりありません。「にゃんこ大戦争」のようなゲームが好きな方はすんなりとゲームに入っていけると思います。ちなみに画面は3Dですが横移動しかできないので実質2Dと同じです。

成長システム

成長システムはガチャやクエストなどで手に入るアニマの欠片を手に入れることでアニマのレベルを上げることができます。これが結構曲者で、1回レジェンドレアのキャラが当たったとしてもレベルを上げることができないですから、成長しきったレアの方が普通に強くなると思います。
無課金や微課金でチマチマ遊びたい人向けには結構嬉しいシステムかなと思いますが、課金して無双したいというプレイヤーにはあまり向いていないと言えます。ただアニマの欠片の要求量もレベルが上がるにつれて倍増して行くので無課金プレイヤーのマンネリを迎えそうではあります。

ゲームモード

ゲームモードは基本はPvPのアリーナ一人用プレイのダンジョンです。アリーナとそれに付随する大会がメインコンテンツですので、対人バトルが基本のゲームであると言えます。

ガチャ

ガチャの排出確率は最高レアが2%弱です。


各キャラに幾つのアニマの欠片が付いてくるかという違いもあります。レジェンドが2%で、特定のキャラを手に入れられる確率は0.7%程度ですから、他の手段で強化できるものがないとレジェンドを強くするのは難しいと考えられます。


最初の無料11連でレジェンドが出たが育てられない。

11連は2627円なので他のゲームよりは若干安いです。

トリニティマスターの大きな問題点

トリニティマスター最大の問題点をあげます。それはアリーナなどで勝利した際にもらえる宝箱を開けるのに時間がかかるということです。

しかも各宝箱は1個ずつしか開封できません。これはストレスがたまります。課金すれば即開封できます。しかし例えば「艦これ」のようなガチャの存在しないゲームには、こういう課金要素はニートと一般プレイヤーの差をなくすために良いと思いますが、ガチャありのゲームでこれは流石にないわと思います。

またロード画面や画面遷移後にゲーム内に関するポップアップ広告が頻繁に出現します。ウザいのはウザいのですが、個人の作ってるような無料ゲームじゃないんだから恥ずかしいことはやめていただきたいものです。


まとめ

トリニティマスターはあんまりオススメしません。多分GamewithやAppmediaもページだけ作って更新は放置ということになるでしょう。
リセマラはレジェンドよりも重要なカードがあるので不要だと思います。まあそれ以前にこのゲームをやる価値があまり見出せなかったので、ゲームプレイ自体が不要な気もしますが。

トリニティマスターをやるくらいなら…

トリニティマスターと似たような同じスクエニタワーディフェンスゲームに『サーヴァントオブスローンズ』があります。

海外で大ヒットした『クラッシュロワイヤル』の絵柄を日本向けに改造したゲームと言えば分かりやすいと思います。カードゲームですがユニットの召喚タイミング、場所やスキルの発動などリアルタイムで判断を求められます。トリニティマスターよりも高い戦略性が求められます。
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