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『荒野のコトブキ飛行隊』9話感想 - 黒幕はイサオ?

冬アニメ『荒野のコトブキ飛行隊』9話「赤とんぼの風来坊」感想です。

前回のあらすじ
イジツでは貴重な超高級品である“サカナ”の運搬を、イケスカの新市長となったイサオに依頼されたオウニ商会。しかしサカナの存在を大々的に宣伝していたために、まんまと空賊の襲撃に遭ってしまう。空賊たちは羽衣丸の船内に侵入し、マダムたちを拘束してブリッジを占拠。イサオにとある要求を突きつけ、呑まない場合は羽衣丸を市街に墜落させると脅してくる。絶体絶命のピンチに陥る中、意外なあの人が大活躍?!

あらすじ・感想

前回の騒動でオウニ商会の仕事は一ヶ月間の休みとなったコトブキ飛行隊。キリエ以外のメンバーは前回の活躍が認められ、高い報酬が得られる仕事が数多く舞い込み、それをこなすのに大忙しであった。

エンマやレオナは昔の顔見知りと仕事をこなす。チカは図書館でイケスカの地方出版本を借りようとしている男が司書に詰め寄る場面に出くわす。イケスカは世界の中心となっており、皆それを知りたいのだという。ユーリアは自由博愛連合への参加を話し合う議会で反対の立場を表明すると、強烈なヤジが飛ばされる。会議場の外では何かが動き出していた。
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一方、キリエにも依頼が。ルゥルゥから話を聞くと、それはアレンのラハマ上空の遊覧飛行の操縦士の依頼だった。そしてもう一つ、転職の勧誘が来ているという。イサオのブユウ商会と提携を発表した物流会社からの引き抜きだった。

アレンとの遊覧飛行を赤とんぼで行うキリエ。彼はかつてユーハングとの間に空いた穴について話す。その頃、アレンの部屋を荒らすヒデユキらの姿があった。
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アレンにサブジーのことを話すキリエ。アレンに言われるままに機体を操縦し飛行すると眼前に穴らしきものが出現するが、そこに紫電改を操る空賊らが襲いかかる。アレンは機銃を使い、彼らを落としていくが、敵の増援もあり、キリエたちは追い詰められ、撃墜されてしまう。しかし2人は無事であった。
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そして、イケスカは武力による統制を始める。

やっぱり黒幕はイサオで合っている気がしますね。今回はイケスカがわかりやすく武力を用いて相手を従わせようとする姿が描かれていました。イサオは武力によってこの世界を支配し、石油を独占し、その上でユーハングの技術も手に入れようという魂胆なのでしょうか。残り話数も少ないですからヒデユキらとイサオが裏でつながっているという考えの方が自然かと思います。敵勢力が今から増えたりするととっちらかりすぎる。

今回の空戦描写もすごかったです。明らかに性能差がある機体で、キリエも作中で言っていた通り、空戦と言うよりは一方的にやられた印象でしたが、それがかえって状況をわかりやすくさせていてよかった。

次回ではアレシマを爆撃しようとするイケスカの部隊から町を守るという展開になるんでしょうか。もう話は終盤ですし、そろそろクライマックス的な盛り上がりを感じたい。