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アニメ『サークレットプリンセス』2話感想 - サークレットから聴こえるベジータの声

2019冬アニメ『サークレットプリンセス』第2話「スターティングマインド」感想です。

前回あらすじ
田舎から東京にやってきた中学生の佐々木優佳は、その日コンベンションセンターで行われていたMRシステムが生み出した最新のスポーツ「サークレット・バウト」の試合に出場していた無敗のエース・千景にたまたまぶつかってしまう。サークレット・バウトに興味を持った優佳を見て千景が観戦に誘うが、手違いで実際に試合に出て千景と戦うことに…初めてのサークレット・バウトに戸惑いつつも優佳は次第に天性の才能を発揮し……!?

第2話あらすじ


©DMM GAMES/サークレット・プリンセス製作委員会

千景との試合後、優佳はおっさん声の謎の女性?から声を掛けられる。実験の被験者になれとか意味不明なことを口走り、謎のサークレットを優佳に手渡す。


©DMM GAMES/サークレット・プリンセス製作委員会

もう一度千景と戦うためにサークレットバウトの名門だった聖ユニオン学園に転校した優佳だったが、もう廃部になっており、総代の怜奈に何度も掛け合うも無下に断られてしまう。落ち込んで帰るところにサークレットバウト部の部員募集の掲示を発見する。


©DMM GAMES/サークレット・プリンセス製作委員会

優佳は相沢歩にサークレットバウトを一緒にやろうと誘うのだった。歩と笠原美由紀も、優佳が伝説のプレイヤーであることに薄々気付いていて、優佳を勧誘しようとしていたところだった。美由紀も怜奈をトイレまで行って説得するが廃部撤回を認めてくれない。


©DMM GAMES/サークレット・プリンセス製作委員会

優佳は練習試合として美由紀と一戦交える。歩が優佳の謎のサークレットをオンライン化してくれて、優佳のための特殊な武器も手に入った。最初は美由紀に押されていたが、バウトの感覚を思い出し美由紀に勝利…する直前に怜奈によって試合を止められてしまう。


©DMM GAMES/サークレット・プリンセス製作委員会

授業の無断欠勤、施設の無断使用を咎められ自宅謹慎を言い渡された3人。翌々日の朝、優佳は校門前で部員勧誘のビラを巻き、再び怜奈に叱られる。そんなとき理事長から練習試合をお願いしたいと都内No.2の実力校鷹森学園から連絡が入る。歩が優佳の動画をネットにアップしたためだと考えられた。

帰り道、ハンバーガーを大食いする優佳たちは男性の声を聞く。それは謎のサークレットから聞こえてきていた。

感想

今回から感想はみりぃが書きます。良いアニメですね。昔はこういう感じのPCゲーム原作アニメがいくつもありましたが、最近は減っているので逆に新鮮に映ります。そういう類のアニメは性的なシーンが多く、個人的にはあまり好きになれませんでしたが、『サクプリ』はあからさまなものは少ないので、嬉しいです。廃部危機からの部員集めからスタートするのは古典的ですが、『ラブライブ!』などのスポ根系萌えアニメのようなものを意識しているのだと思います。

小ネタがたくさん散りばめられていて、スパイスのようにアニメ全体の雰囲気に上手く作用しています。顔に不許可を書くシーンとかトイレまで押しかけるシーンとか立入禁止の紙を破っても再出現するとか、なんだかクスッとさせるシーンが可愛い。マックで『しゃべったあああああ』も大概ですが、最も突っ込みどころはサークレットの声がベジータ堀川りょう)というところでしょう。しかもその名前がジークフリート(『銀河英雄伝説』参照)。ふざけ方が『ぱすメモ』に通じるものを感じる。

また露骨な表現ではなく、ゆるい百合の雰囲気も漂っていて、私好みです。作画も安定していて良いですね。キャラクターも可愛い。サークレットバウトっていうのになんか略表現があれば良いのになとは思いましたが。作中で何度もサークレットバウトと連呼していたので、ちょっとしつこさは感じてしまいました。