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アニメ『ガーリーエアフォース』1話感想 - ミリタリーとボーイミーツガール

2019冬アニメ『ガーリーエアフォース』第1話「紅い翼」感想です。

イントロダクション
突如出現した謎の飛翔体、ザイ。それは、人類の航空戦力を圧倒した。彼らに対抗すべく開発されたのが、既存の機体に改造を施した「ドーター」と呼ばれる兵器。操るのは、「アニマ」という操縦機構。それは――少女の姿をしていた。鳴谷慧が出会ったのは真紅に輝く戦闘機、そしてそれを駆るアニマ・グリペンだった。人類の切り札の少女と、空に焦がれる少年の物語が始まる。
スタッフ
原作:夏海公司(電撃⽂庫刊)『ガーリー・エアフォース』 / 原作イラスト:遠坂あさぎ / 監督:⼩野勝⺒ / シリーズ構成:永井真吾 / キャラクターデザイン・総作画監督:今⻄ 亨 / メカニックデザイン・戦闘監修:⼤河広⾏ / ドーターデザイン原案:KuWa[FRAMEOUT MODELS] / デザインワークス:吉川美貴 / 美術設定:⼩⼭真由⼦ / 美術監督:菊地明⼦・松本浩樹 / ⾊彩設計:鈴⽊依⾥ / 撮影監督:志村豪(T2studio) / 編集:松本秀治 / CGディレクター:後藤浩幸 / 2Dワークス:中村倫⼦ / ⾳響監督:本⼭哲 / ⾳楽制作:エイベックス・ピクチャーズ / ⾳楽:I've Sound / アニメーション制作:サテライト
キャスト
鳴⾕慧:逢坂良太 / グリペン森嶋優花 / イーグル:⼤和⽥仁美 / ファントム:井澤詩織 / 宋明華:Lynn

第1話あらすじ

上海脱出船団で日本へと向かう船上で、鳴⾕慧と宋明華は正体不明の飛翔体ザイの襲撃を受ける。日本の自衛隊がこれを迎撃しようとするが、ザイに返り討ちにされ、慧たちは危険に晒される。そんなとき真っ赤な機体が現れ、ドッグファイトの末にザイを撃墜する。

しかしその機体は動力が停止し洋上に不時着。慧はパイロットを救出しようと泳いで機体に向かう。コクピットから現れたのは少女だった。そしてその少女は慧にいきなり口付けを交わした。

慧は自身の実家の石川県小松市に明華と疎開する。慧は真っ赤な機体が忘れられず、ザイに対抗するために自身も自衛隊に入隊しようとするが、幼馴染の明華に止められてしまう。腹たちまぎれに家を飛び出した慧は、偶然、例の赤い機体が運搬されているところを目撃。その行き先は自衛隊小松基地だった。

深夜、慧は小松基地を覗き見に来る。しかし明華に後をつけられていて、泣いて軍隊には入って欲しくないと訴えられる。そんな時屈強な男たちが、慧たちをスパイ容疑で拉致してしまう。

連れて行かれたのは基地内だった。慧はそこで、防衛省技術研究本部特別技術研究室室長の八代通遥から、ザイに対抗するための特殊戦闘機の存在を聞かされる。それはスウェーデンJAS-39Dグリペンに高機動性能(HiMAT)と電子的・感覚的探知を妨害する能力(EPCM)を施した機体に自動操縦装置(アニマ)を搭載してドーター化した機体だった。しかしその制御は不安定らしく、慧はそれを安定するための役割を申し付けられるのだった。

感想

舞台が石川県小松市でした。私は富山県出身なので少し馴染み深いというか、小松飛行場の近くにある航空プラザも行ったことがあります。アルプラザを見たときにもしかして北陸が舞台なんだと思いました。北陸民のソウルフード8番ラーメンも出てくるようで良いアニメです。

まあ内容は可もなく不可もなくというか無難な感じでした。ドッグファイトはスピード感があってかっこよかったですし、女の子もかわいい。ただいきなりキスはちょっとやりすぎ感ありますが。

ただ思うのは自衛隊アニメを見る人って多分ネトウヨ的な思想の持ち主だと思うんですよね。つまり日本最高みたいな感覚の人です。それなのにヒロインを中国人にしたり、日本の自衛隊は雑魚で、強いのはスウェーデンの機体だったりと、なんか上手くマッチしていない気がします。かといってミリタリーオタクにはガバガバさが目立つでしょうし、いったいどの層に向けて作ったコンテンツなのかよく分かりません。

アニメそのものの出来以前のところで損しているような気がしてなんだかもったいないなあという気がします。ちなみに今期は水島努監督の『荒野のコトブキ飛行隊』というアニメもあるので注目です。