【リリスパ】アニメ『RELEASE THE SPYCE』11話感想 - メイはやっぱり二重スパイなのか？

2018秋アニメ『RELEASE THE SPYCE』第11話「ゲッカコウ作戦」感想です。

前回あらすじ
ツキカゲ対モウリョウの激突――。

第11話あらすじ

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メイの裏切りによってモウリョウへと捕まったモモと五恵と楓。メイは第1話の潜入の際に携帯電話を奪取し、モウリョウとの通信手段を確保し、その時点から裏切っていた。メイは文鳥の女との親密さをアピールし、3人に精神攻撃を仕掛ける。文鳥の女の手下の女科学者に拷問ロボでの拷問を指示し、その場を去るメイと文鳥の女。

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しかしながら五恵の拘束具が緩くなっていることにモモは気付き、自身が注意をひきつけ五恵の解放を手助け、女科学者を倒し、施設を脱出。爆破されたwasabiへと向かう。

モモ「平気なわけないよ！泣きたいよ！でも、師匠はそんなことを私に教えてない。だから動く！悲しんでる暇なんかない！あいつらを、あいつらを止めないと！」

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モモは初芽が使用していた裏口からツキカゲのアジトに入り込み、通信機器などを確保する。警察とも連絡が取れず、警察内にもモウリョウが潜入しているらしい。3人だけでゲッカコウ作戦を阻止しようと決意する。その前にモモたちは家族を保護する。

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決戦当日、雪がモモの前に姿を現わす。斬られてなかった。九天サイエンスに侵入する弟子組。テレジアは五恵と、メイは楓と戦いに突入し、モモは屋上へと向かう。五恵はテレジアを完封。全て終わったらまた友達になろうと告げる。テレジアは気持ちが揺らぐが、一部始終を見ていた文鳥の女に傷を付けられ放置される。

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メイと楓は互角の戦いを見せるが、メイが九天サイエンスロビーを爆破して逃げる。そしてゲッカコウ作戦決行。現れたのは巨大なゲッカコウの花だった。そこから人を洗脳するものを散布するという。モモは雪のバイクを駆け、ゲッカコウの花へと向かう。

感想

今回見て思ったのはメイは、やっぱり二重スパイの可能性が高いですかね。五恵の拘束具が緩んでたのもメイが椅子に触れていますし、九天サイエンスに行くと伝えてから部屋を去っていますし、ロビーを爆破したのも多分わざとで楓も気付いてそうだし、ゲッカコウ作戦の散布方法も文鳥の女から執拗に聞き出そうとしてるみたいだし。もし二重スパイじゃなかったら、弟子組脱出の展開があまりにガバガバすぎるので流石にそれはないだろうと。わざと内部に入り込んで撹乱するのがメイの目的じゃないかと想像します。

まあ雪も結局生きてたし、基本的に誰かを悪者にしたり完全に退場させたりというのはこのアニメにはなさそうです。唯一の悪者が文鳥の女くらいですかね？まずないと思いますが、文鳥の女も実は…みたいな展開だったら面白い。実際彼女のやってることって中途半端すぎなんですよね。首実検みたいなこともしないし、雪もテレジアも傷付けてその場を去るだけ。家族情報もらっても脱走するまでは手を出さないし。男に対しては無情にもばっさりやってますが。せっかくのなもり絵なんだからもっとシリアスに振り切ってやって欲しかったです。

ただメイは死ぬ可能性がないわけではないという気がしないでもない（すごい回りくどい言い方だが…）です。名前が命だし。テレジアも多分生きてるでしょう。初芽に助けられる展開とかがありそうです。カトリーナと邪神ちゃんも出てこないけどたぶん生きてると思います。

雪は負傷してしまったし、スパイスの効き目が短くなってるからこの戦いが終わったら引退でしょう。メイも例え二重スパイだったとしても独断で（雪と弟子組は知らなかっただろう）行動を起こした上に仲間を危険に晒しているのでツキカゲには戻れないはずです。だからこそメイは最後死んでしまうのではないかと思っているんですが、もう一つは初芽とメイがグルになっているという可能性ですかね。これだと初芽のデータだけ先に流した理由が付きますし、初芽を海に落として爆弾を投げ込むというような回りくどい方法を取った理由がわかります。ただ初芽が死んでいなくても、その場合はやはりツキカゲには戻らないでしょう。

『リリスパ』って簡単に言えば師匠から弟子へのバトンタッチの物語とも言えるかもしれません。穿った見方かもしれませんが、最初は2期3期的な展開を考えていて、その中でツキカゲの魂が師匠となったモモ達からさらに弟子に引き継がれてく展開を考えていたのかなあと思いました。ただ今の人気だと2期は…どうですかね。