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アニメ『ジョジョの奇妙な冒険 第5部 黄金の風』10話感想 - 暗殺者チームが全員登場

秋アニメ『ジョジョの奇妙な冒険 第5部 黄金の風』10話「暗殺者チーム」感想です。

前回のあらすじ

 

ポルポの隠し財産である100億リラの回収に成功したブチャラティたち。

そんな彼らの前に、組織の幹部ペリーコロが現れる。

ブチャラティから100億リラを受け取ったペリーコロは、
ブチャラティを幹部に昇進させ、
さっそくボスからの命令を伝える。

その内容は、ボスの娘トリッシュ・ウナを組織の裏切り者たちから護衛することだった。

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 あらすじ

ホルマジオのスタンド「リトル・フィート」の攻撃を受けたナランチャは徐々に体が縮んでいっていたが、それにナランチャはすぐには気付けなかった。気付いたときには体はすっかり小さくなり、車の運転は困難な大きさとなっていた。

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一方、ブチャラティチームに守られているトリッシュは待ちくたびれている様子だった。ナランチャが戻ってこないことを心配するチームの面々であった。

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ナランチャはなんとかブチャラティに連絡を取ろうと公衆電話まで急ぐ。しかしそれを妨害するホルマジオ。ナランチャが小さくなるまで待とうとするホルマジオだったが、いる場所を感知されてしまう。間一髪、ホルマジオは小さくなったものをもとに戻す力を利用し、窮地を脱するが、それでもまたナランチャのスタンド「エアロ・スミス」に感知されてしまう。タイヤの空気圧を利用し、またもや逃げおおせたかに思えたホルマジオだったが、「エアロ・スミス」に排水口にいるのを見破られてしまう。

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ホルマジロら暗殺者チームの回想が始まる。暗殺者チームの仲間がボスにあまりにも惨たらしい殺され方をされ、それを見た彼らはボスへの不満を隠し、冷遇された立場に甘んじていたが、ボスの娘の存在を知り、攻勢に転じたのだった。

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ホルマジロはなぜ自分の居場所が感知されたのかを考える。そしてネズミがエアロスミスに攻撃されたことから、呼吸を感知しているのだと気付く。そこでネズミたちを使い、自分がどこにいるのか正確に掴ませない作戦を使うが、ホルマジオを乗せているネズミだけ呼吸が荒いという点を突かれ、攻撃を受けるのだった。

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しかし、ホルマジオは自らのサイズを元々の大きさに戻すことにより、体が縮み、スタンドパワーも衰えたナランチャエアロスミスの攻撃をやりすごすのだった。

感想

てっきり今回はナランチャの回想が入るのかと思ったのですが、ホルマジオ側、暗殺者チームの回想が入るという形に。暗殺者チーム全員の顔見せも行われました。ここで全員が出てくるのはかなりアニメオリジナルに傾いたなと思わせる展開です。特別に人気が高いと思われるプロシュート兄貴の声優は鈴木達央、同じく人気のギアッチョの声優には岡本信彦などわかりやすく女性人気の高いキャストが割り振られていましたね。登場する敵を一応全員見せておいて、それを順番に倒していくという感覚を強めるための演出かと思われます。

ホルマジオ側の回想が入ったのは、今回がナランチャ側の視点で描かれる話ではなく、むしろホルマジオが主人公とも思える展開であったのも理由であるでしょう。通常であれば、主人公側であるナランチャが敵の能力を解明して追い詰めていくというような展開が描かれますが、ホルマジオがナランチャの能力を解き明かしていくという逆の展開になっています。こういう意外性のある展開も入れ込んでくるのはさすがだなと感じる点です。素直に面白かったです。

ナランチャのスタンドパワーについて

今回体が小さくなるという攻撃を受けることによって、ナランチャのスタンドである「エアロスミス」の攻撃力も弱まってしまうという描写がありましたが、これにツッコミを入れる人が多くいたような気がします。スタンドは精神力によってその能力が左右されるものであり、体が小さくなったからと言ってもスタンドのパワーには影響がないのではないかということです。

しかし私自身はそんなにそれが不思議なことだとは思っていません。敵のスタンドの攻撃により、体が小さくなるという現象が起こったのであれば、スタンド自身も影響を受けて当然なのではないかと考えてしまうのですが…まあ言ってしまえばジョジョはその場の思いつきだけでやっているなという描写も多い作品ですので、多少の粗があっても別にそこまで気にはならないんですよね…