かおすもにゅめんたむ

アニメ・アイドルのブログ

アニメ『CONCEPTIONコンセプション』8話感想 - バッテラとセーラー服と機関銃

秋アニメ『CONCEPTIONコンセプション』8話「俺の子どもを、へいらっしゃい!」感想です。

前回のあらすじ

 

 コレットはおじいさん秘伝の『幸せのパン』を再現して客を呼び込み、潰れかけているパン屋を復活させようとしていた。イツキも手伝い、おじいさんが残したわずかな手がかりを頼りに試作を重ねる。そうして一夜を共に過ごした2人は、ついに歓喜の瞬間を迎えることとなる。

www.mirikai.site

 あらすじ

f:id:mochirixi:20181128023208j:plain

人気恋愛リアリティ・ショー「バッテラー」が始まる。やる気のない巫女のため、マナは究極の愛好の儀を用意したという。それが体験できる巫女を選ぶため、「バッテラ-」は進行していく。まず最初のデートの相手に選ばれたのは、やる気のない巫女の1人である動物好きのスゥだった。スゥは自らの過去をイツキに語るのだった。

f:id:mochirixi:20181128023219j:plain

デートの相手に選ばれなかった他の巫女たちは思い思いの時間を過ごす。イツキはデートで自らが作ったバッテラを振る舞うのだった。

f:id:mochirixi:20181128023232j:plain

巫女たちはローション階段を登るゲームに挑戦する。勝ったのはミレイだった。イツキとミレイはプールにて逢瀬を楽しむ。またイツキはミレイにバッテラを振る舞う。

f:id:mochirixi:20181128024411j:plain

イツキと巫女たちはゴージャスなデートを重ね、最終的に残ったのはスゥとミレイだった。なんやかんや究極の愛好の儀をミレイとも、つまりW愛好の儀を行こなうこととなるのだった。ミレイは暴走し、自らが研究で作り出した秘薬を使用し、全員が妙にやる気を出し、愛好の儀は晴れて行われるのだった。

f:id:mochirixi:20181128024746j:plain

そして13番目の迷宮の存在が明らかとなる。

感想

人気恋愛リアリティ・ショー『バチェラー』のパロディ回。本家『バチェラー』は2002年に全米にて放送が開始されました。現在までに20シーズン以上が放送されており、多くの国で放送が行われ、各国でローカル版が作成されるなど非常に人気のある恋愛リアリティ・ショー。日本でも『バチェラー・ジャパン』としてアマゾン・プライムにて配信が行われています。番組自体は見たことがなくてもCMは見かけたことがあるという人も多いのでは。元ネタをわかっていたらもっと楽しめたかも知れませんが、少なくとも私は見たことがありませんでした。1人のハイソな男性を巡って大勢の女性が戦いを繰り広げるというコンセプトは『CONCEPTION』と割と共通する部分もあるかもしれません。まあ結局全員と愛好の儀を行うので、選ばれない人はいないのですが…

『CONCEPTION』では「バッテラ-」という名でパロディされました。バッテラとは小舟の意味を持つ、サバを使った押し寿司のことです。本家では選ばれた女性にバラを手渡しますが、「バッテラ-」ではバッテラを振る舞うという形に。サブタイトルの「へいらっしゃい」は寿司職人としての言葉であったようです。寿司をテーマにした楽曲として非常に有名な「スシ食いねぇ!」でも多く使われている言葉ですね。ちなみに私は寿司屋に行くと大半はサバネタばかり食べるほどサバが好きですので、バッテラも当然大好きです。

パロディ回なのは毎度のことですが、今回はサービス回としての側面も大きかったかなと思います。海水浴回よりもサービス回としての比重は大きかったかもしれません。その中でも特にローションが塗られた階段を巫女が登るという謎のゲームが面白かった。いつになく表情豊かな巫女たちも見られましたし、作画的な見どころも大きなシーンでありました。どうでもいい話ですが、現実のバラエティ番組でよく見るローションを使ったゲームが私は大好きですので、そういった点でも評価。

愛好の儀もサラッと流されるのではなく、しっかりとサービスとしての役割を果たしてくれる描写でよかった。極めつけに今回はアーフィー回でもあったようです。13人目の巫女の存在が語られていましたが、アーフィーがそこに納まるのか…なぜかEDはアーフィー役の加隈亜衣の歌う「セーラー服と機関銃」でした。相変わらずカオスっぷりでは比肩するもののないアニメです。

そして次回予告では攻略対象に男性キャラばかり並ぶという…イツキはどうやらどちらもイケる口のようですので、これにはセイヤもニッコリ