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アニメ『ダブルデッカー ダグ&キリル』4話感想 - トラヴィスズエンジェルがかっこいい

2018秋アニメ『DOUBLE DECKER! ダグ&キリル』第4話「帰って来た、デリック!」感想です。

前回あらすじ
キリルの目下の悩みは、相棒との距離がイマイチ埋まらないこと。そんな折、ダグとキリル、そしてケイの3人は新人研修も兼ねた泊りがけの潜入捜査を行うことになる。

第4話あらすじ

デリックは生きていた。キリルが勝手に死んだと思っていただけだった。しかしデリックは自分の夢であるバーテンダーに転職し、キリルはダグの相棒のままで居続けられるのだった。めでたしめでたし。今回はボクサーことマックスとロボットことユリ、ルーキーことケイ、そしてピンクことディーナのSEVEN-O女性陣、通称トラヴィスズエンジェルの物語である。

イケメン店員がウリのクラブでの潜入捜査にケイとディーナが指名される。『トレインスポッター』に潜入する2人。ディーナは派手なクラブ向きの格好を纏う。ディーナは、からトラヴィスから盗んだ財布で派手に遊ぶ。

ディーナ「お前みたいに中途半端だと逆に食われて終わりだよ!

餌に食いついた店員がドラッグを持っていることを確認すると、銃を突きつけバッグを漁る。しかしアンセムは出てこない。連行して吐かせるというディーナにケイは薬物捜査班の管轄でありSEVEN-Oのやることではないという。諍いの隙をついて店員は逃亡。ディーナは射撃しようとするがそれもケイに阻止される。

ケイ「でも規則は規則です!拘束する権限だって我々にはありません!

その夜、バーで飲んだくれてディーナの愚痴をこぼすケイ。しかしそれをダグは優しく諭す。

ダグ「格好は仕方ない。うちは危険な囮捜査も多いんだ。あいつはコンビを拒否する代わりにその役を進んでかって出た。そういう場でうまく立ち振る舞う様を模索して、自然とああなったんだろう。

ケイはその言葉に自分のやり方でディーナと上手くやっていく方法を模索する。一方、ディーナもデリックのバーでケイの愚痴をこぼしていた。彼女もデリックに優しく諭される。

ディーナ「最短を全速力で走るなら、一人の方が楽だよ。

ケイは以前の師匠の薬物取締課のゲイリーに相談に行っていた。ゲイリーと一緒に侵入捜査をするが、ゲイリーが裏切り、ケイを殴打する。ゲイリーは薬物を売買する側の人間だった。ケイの後をつけていたユリとキリルも捕まってしまい、ゲイリーは対アンセム弾を持ってこさせるように要求する。

ゲイリーはディーナに協力するふりをして対アンセム弾を入手。直後に散弾銃でディーナに攻撃をする。辛くも隠れたディーナは、正当防衛を名目にゲイリーを追いかける。窮地に陥ったゲイリーはアンセムを使用。オーバードライブとなる。

ケイを人質に取ったゲイリーにディーナは銃を捨ててひざまづくが、生身一つで一点突破。ケイを救出し、対アンセム銃でゲイリーを始末する。するとユリはリミッターを解除。手枷を力づくで外し雑魚を制圧する。

ケイはこの一件からディーナを尊敬するようになる。

ケイ「私は見習いたいです!でも規則は規則ですから、そこは譲れません!
ディーナ「ふふ、昔の相棒と同じ名前ってだけだと思ったら性格も同じとはな

ディーナの相棒とは昔飼ってた犬だった。

感想

Travis‘s Angel良いですね。猪突猛進のディーナ、風紀委員だけど熱血漢のケイ、ロボットのユリとキャラが立っています。唯一のマックスだけがあまり今回フィーチャーされなかったと思うので、後々エピソードなどもあれば良いかなと思います。まさかユリが本当にロボットだとは思わなかった

そしてダグもキリルをからかうというお茶目なキャラクター。女性にはやっぱり人気出そうなキャラだなあ。キリルも素直すぎて可愛い。デリックもバーテンダーとしていい仕事してますし、キャラクターの使い方も上手いですね。

キャラクターのことばかり書いていますが、刑事ドラマって結局キャラクターの面白さだと思うんですよね。キャラクターが立ってないとストーリーの面白さも半減してしまいます。ミステリーもそういうところがあって名探偵のキャラクターはかなり重視されますね。

そして次回の第5話のサブタイトルは「A・クロイド殺し」。言うまでもなくアガサ・クリスティーの不朽の名作「アクロイド殺し」のパロディーでしょう。ミステリー好きとしては期待せざるを得ません。ストーリーに関係あるかもしれないので、今のところ小説のネタバレはしないでおきます。

アクロイド殺し (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

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