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アニメ『ダブルデッカー ダグ&キリル』2話感想 - 1日でクビを言い渡されたキリルの運命やいかに!

アニメ『DOUBLE DECKER! ダグ&キリル』2話「さらば、オカッパ刑事!」感想です。

前回あらすじ
気の抜けたベテランのダグと、意気込みだけはある新人のキリル。対照的な2人の男が出会ったとき、最悪で最高な相棒刑事《ダブルデッカー》が誕生する!

第2話あらすじ

オカッパ刑事とあだ名をつけられた翌日、クビを言い渡される。どうやら新人はキリルでなくケイだけだったらしい。キリルは1週間で成果を出せなかったら大人しく特殊犯捜査係を去るから猶予をくれとトラヴィスに頼む。トラヴィスは猶予を与えるメリットがないが了承する。二人はバカだった。

意気込むキリルだったが書類整理に追われ事件が起こる気配もない。外に出ても地味な偵察任務で手柄を立てられそうにもない。そんな折、バーで知らないおじさんに助言を受ける。功を焦るキリルは情報屋モーガンの元に向かい、ある倉庫がアンセム絡みのアジトになっているという。

そのことをダグに伝えると、意外にもその場に向かってみようという。そこには大きなコンテナがあり怪しさ満点だったが、開けてみると猿や猿の餌、水に入ったペットボトルが山積みになっているだけだった。

アンセムとなんの関係もなく落ち込むキリル。キリルは孤児院出身で、同じ孤児院出身の姉を探すために警察官になったと言う。ダグと話しているとデスペラティオ刑務所で暴動が起きているという。SEVEN-0はアンセムがらみの犯罪だと推測する。

刑務所に通じる唯一の橋を閉鎖する警察だが、ダグはさっき訪れた倉庫に向かう。そこは刑務所から泳いで逃げたとき潮の流れで行き着く先であり、ダグは猿を与えるのにはペットボトルの水はおかしいと推理し、情報屋のアンセム絡みとはこのことを指していたのだと推測する。実際行ってみると、極悪犯罪者がうようよいた。

ところがダグはアンセム絡みではないとこれをスルーし、ロブを狙う。ロブは救急車に乗って橋から堂々と外に出たのだと推測。橋を通った救急車を捜索させる。すると1台が発見され検問すると、なんと運転手がアンセムの力によってイケメンになっていた。

アンセムはその人間の欲求を満たすが暴走も起こす。カーチェイスの末、オーバードライブで化け物と化したロブに銃弾を打ち込み成敗する。

1人しか逮捕できなかったキリルはクビを覚悟し落ち込みバーに入り浸るが、そこにダグが現れる。ダグは貧困と格差をなくしたいと吐露する。それはキリルが実際に体験してきた不条理だった。

ダグの思いを聞いたキリルは晴れやかな気持ちで荷物をまとめる。しかしなぜか残ってもいいということになり正式にSEVEN-Oの一員になるのだった。

感想

面白かったです。時折挟まれるコメディシーンが飽きさせませんし、キャラクターを掘り下げながらテンポもサクサク進んで30分があっという間でした。何気にちょっと伏線重視のミステリー要素もありすごく私好みでした。

猿がペットボトルの蓋を開けれるかどうかというのは分かりませんが、何気に教えればできそうな気もします。ということで伏線としてはまあ成立していないのですが、まあミステリーではなくコメディなので別にそれが瑕疵にもなりません。実際作中でなんとなく怪しいと思っただけと説明されていますし。救急車を通すのはガバガバだろと言われるかもしれませんが、顔が変わっているのでアンセム担当刑事以外にはなかなか気付けないでしょう。アンセムの仕様がよく分からないですが、まあこれは後々さらに明らかにされていくと思います。

そしてなんと言ってもキリルがかわいい。憎めない性格です。酔っ払って頰を染めたとことか可愛すぎか?MEGWIN TVのメテオに似てる気がします。まあメテオより全然可愛いですが。ケイたちのストーリーも早く見たいです。