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アニメ『少女歌劇レヴュースタァライト』11話感想 - 「舞台で、待ってる」

夏アニメ『少女歌劇レヴュースタァライト』11話「わたしたちは」感想です。

前回のあらすじ

「私は負けてない」。主役の座を奪われレヴューで負けてなお、諦めず天堂真矢を追い続けてきた西條クロディーヌ。だが、その実力を誰よりもわかっているのは他ならぬ真矢だった。そしてオーディション最終日。キリンが提示した意外な形のレヴューとは。

脚本:樋口達人 / 絵コンテ:小島正幸 / 黒田結花 / 古川知宏  演出:横内一樹 / 塚本あかね / 小出卓史

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 あらすじ

オーディションは終了し、ひかりはいなくなった。華恋は必死にひかりの姿を追い、7人の舞台少女たちもまた大きな喪失感を抱く。ひかり不在のまま、近づいてくる聖翔祭の本番。運命の相手を探し続ける華恋は、ひかりが消えた真実を「スタァライト」の中に見つける。

脚本:樋口達人  絵コンテ:佐伯昭志  演出:三上喜子 / 鈴木龍太郎

感想

今回はようやく主人公である華恋に当番が回ってきたなという印象。

前回で地下のオーディションは終了し、合格者は神楽ひかりに決定した。しかし、ひかりは他の参加者たちのきらめきを奪おうとはしなかった。「いらない、燃料なんて必要ない。」「見たいんでしょ予測不可能な舞台、これが私のスタァライトよ」

レヴューが終わった後、ひかりは突如星翔音楽学園を退学し、忽然とその姿を消していた。

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華恋はひかりと連絡を取ろうとするも、電話もメールも手紙もすべてがひかりのもとへと届くことはなかった。

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ひかりとは連絡がつかないまま時は過ぎ、あの最後のレヴューから7ヶ月。第100回星翔祭の「スタァライト」に向けて準備は進んでいた。

スタァライト」の稽古中、華恋は「どうしてそんな芝居しかできないの?」と叱責を受ける。ひかりのことをどうしても引きずってしまう華恋。レヴューに敗れたひかりと同じく舞台に対するきらめきの全てを感じることができなくなってしまう。ひかりがきらめきを失くしていたことを理解する華恋。

華恋以外の7人のレヴュー参加者たちは、ひかりがなぜきらめきを奪わなかったのかを語り合う。ひかりは華恋のきらめきを奪えなかったのだ。だから自分たちもきらめきを奪われずに済んだのだと。

そして華恋は戯曲「スタァライト」の原文を自ら訳し始める。結末にてクレールが塔に幽閉されているのだと気付く。つまりクレール=ひかりもそこにいるはずであると。

またあの舞台へと向かうことを決意する華恋。バールのようなもので無理やり扉をこじ開け、地下へと歩みを進める。

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華恋は地下へと続く長い道でレヴューを戦った舞台少女たちと「舞台で待ってる」と言葉を交わす。

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地下の舞台で華恋は運命の舞台のチケットを手にする。

星翔音楽学園第99期生出席番号1番愛城華恋入ります!

今回は地下へ向かう道のりでこれまでにレヴューを戦ってきた舞台少女たちと言葉を交わすシーンがとても印象的でした。演出としてこういうシーンが好きな私には非常に刺さりました。舞台的演出というのか具体的にどういうことなのかはっきりわかるものではないのですが、いいと感じられます。

これ以外にも印象に残ったシーンがありました。ななが今年の寒さを初めて体感して、「うん、こんなの初めて」と純那に言うシーンは、ループを何度も繰り返していたななが因われていたものから開放されたのだなと感慨深い。冬の空気感の演出が好きなのでそこもポイントが高い。

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次回は最終回「レヴュースタァライト」ということですが、戦闘シーンはあるのか気になりますね。ストーリーとしては、囚われたひかりを華恋が救い出して大団円というイメージ。

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