TOKIOの4人の会見の意味と必要性がよく分からない

TOKIOの山口達也メンバーが未成年に対する強制わいせつ容疑で書類送検され、無期限の活動自粛になった。

TOKIOは鉄腕DASHのイメージが強いが、私はむしろDASH村が始まる前の、3000歩でどこまで行けるか？とか電車とリレー対決とかいろんな企画に挑戦していたころの鉄腕DASHが好きだった。またアーティストとしては、デビュー初期の頃の曲は今でもよく聴いている。なので、ファンとは言えないレベルだが、TOKIOのことは嫌いではなかったので、山口メンバーの強制わいせつはショックだった。

そして、今日山口メンバーを除く城島、長瀬、国分、松岡の4人が記者会見をおこなった。最初はTOKIOの解散か、または活動自粛か？と思っていたのだが会見を聞くと解散もしないらしいし、活動自粛も現在はしないようだ。

リーダーの城島茂によると今後のことについてはまだ決められていないとのこと。では、この会見の意味はなんだったのだろうか？私にはそれがよく分からない。

まずは、被害者の少女への謝罪という点があるだろう。ただ謝罪ならば、そっとしておいてほしいという被害者の言葉もあったように、記者会見のように大々的にやらない方がいいのではないか。

そもそも山口達也が犯罪を犯してメンバーが謝罪するというのもよく分からない。よく二世芸能人の親が謝罪する必要があるかという問題があるが、二世芸能人の場合は監督責任があったのに対して、ユニットのメンバーというのは基本的には赤の他人でしかない。

山口達也を甘やかしたのはTOKIOの責任もあるという言葉があったが、甘やかしたら強制わいせつをするのだろうか？教唆したわけでもあるまいし、もともと山口達也がそういう人間だったというだけでメンバーは別に関係がない。

次に山口達也の会見に対する謝罪が考えられる。犯罪を犯しておきながらまだTOKIOに甘えたことを言っていたことへの謝罪である。まあこれは分からんでもないが、さっきと同様に別にメンバーが悪いわけじゃない。山口メンバーがそういう弱い人間だったというだけである。

次に4人の今後は未定ということを伝えるための会見だった可能性だが、できれば決まってから伝えてほしい。山口達也が城島茂に辞表を提出したということだが（余談だが、ジャニーズ事務所でなくユニットのリーダーに出すところも引き止めてほしいという山口達也の甘えが見える気がする）、それも現在保留中とのことでやっぱりよく分からない。

こういうこと言うとめちゃくちゃ叩かれそうだが、どうしても御涙頂戴の会見にしか見えないんだよなあ。メンバーたちが山口達也をボコボコに叩くことによって、世論を同情に向かわせて、山口メンバーを復帰させようとしているように見える。

この会見が誰主導なのか知りませんけど、普通にジャニーズの社長が出てこればいいだけでは？SMAPの解散騒動のときもそうだけど、とことん卑怯な事務所だなあと思いますね。

ちなみにTOKIOのホームページからは山口達也の項は完全に消去されています。
http://www.johnnys-net.jp/page?id=artistTop&artist=7

あとメインの主張とは関係ないのですが、福島への風評被害ってなんですか？福島の桃を食べると強制わいせつ罪を犯すようになるんですか？山口達也が捕まろうが、福島の桃の味は変わりませんし、イメージも変わりません。