スターターデッキ2018における藍眼白龍の封入率について
遊戯王公式が更新され、スターターデッキ2018に封入される秘蔵レアカードの枚数が明かされました。当たりデッキの場合には20周年記念トークンが秘蔵レアカードに置き換わっているとのことです。
「秘蔵レアカード」は約30種類
種類ごとに10枚から300枚
…少ねえええええええええええええ!
少ない!少なすぎる!
これでは大局に影響など及ぼすはずもありません。
つまりかつての懸賞当選品「藍眼白龍」や世界大会入場者特典「女剣士カナン」の価値はほぼ揺るがないということですね。
価値の暴落は起こらなくて一安心というところでしょうか。
おそらく10枚のみ封入されるカードは特に価値が高いものに限定されるのではないかと思います。
このレベルだと狙って当てるのは不可能ですね。全ての出荷数に対してこの数しかないということですから、価値が高いカードを当てるための期待値はとんでもないことになります。普通にショップで数十万払って購入したほうがよっぽど安上がりです。
スターターデッキ2018が具体的にどの程度の出荷数になるのかはわかりませんが、私の希望的観測としては、1カートンに1枚は必ず秘蔵レアカードを入れてくれるのでは?と思っています。
さて本番。カードゲーム市場、2017年期の累計データです。今回は10ヶ月分の累計販売金額も記載しました。各TCGの市場規模が、より解りやすいと思います。
— 池っち店長(スタジオ池っち社長) (@ikettitencho) 2018年2月8日
先程の一ヶ月のデータは商品内容に依って大きく変動するもの。大事なのは長期に渡る累計データなのは言うまでもありません。
解説 ↓ 続く pic.twitter.com/2VzhKZhFNC
こちらから考えると現在の遊戯王の年間売上高は約200億程度のようです。かなり適当に考えますが、一つの構築済みデッキが数億円分出荷されるとします。通常パックならおそらく数十億円分は出荷されていると思います。仮にスターターデッキが3億円分出荷されるとしたら、構築済みデッキは1000円が相場ですので、世に出回る数は30万セットになります。構築済みデッキ1カートンには同じデッキが48個封入されています。300000/48を計算すると、約6000。30種類のカードを10~300枚封入した時、割り振るのに妥当な数になっているように感じます。
ブシロードの場合、最高レアリティを必ず1カートンに1枚は封入してくれました。
KONAMIがこれに倣うかはわかりませんが、カートンに対して1枚というのはありえるのではと思います。
しかし、1カートン(しかも内容が同じ構築済みデッキ48個)を買って、かつては週刊少年ジャンプを買うといくらでも手に入ったカードが1枚のみというのは、かなり徒労感が漂いますね。
大量買いは有名YouTuberに任せましょう。