かおすもにゅめんたむ

アニメ・アイドルのブログ

今わかりました。アニメ・ゲーム史上最強のアイドルユニットは流川ガールズだったんですね!

アニメ・ゲーム史上最強のアイドルユニットランキングが発表された。

[ランキング] アニメ・ゲーム史上最強の女性アイドルユニットランキング - gooランキング

 

1位と2位はまあ仕方がないとして3位は意外だった。

我らが「流川ガールズ」が3位に入ったのだ。流川ガールズとは『普通の女子高生が【ろこどる】やってみた』という作品内で生まれた地元密着型のローカルアイドルユニットである。現実でも地域密着型のローカルアイドルはたくさん存在する。これらは一時期もてはやされた覚えがあるが「ろこどる」もちょうどそのような時期に放送されていたアニメだ。


『「普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。」ミュージック・アルバム ~ウィンター&スプリング~』発売記念イベント いいとこ取り映像 ダイジェスト映像

私は非常にこのアニメを気に入っていて、全てのアイドルアニメでナンバーワンではないかと思うことすらもある。このアニメが他のアイドルアニメと一番違うのは感動を押し付けていない点だ。逆に言うと今の主流のアイドルアニメは感動を押し付けすぎる。

今やアイドルアニメを語るときに感動というワードを使わずに褒めることができる人は稀なのではないだろうか。「アイドルは明るく楽しい!」だけでストーリーを構成したほうが世間的には叩かれそうな気がしてしまう。このランキングの1位と2位にはラブライブの主役アイドルユニットが名を連ねているが、3次元の声優ユニット含め感動の要素を前面に出してきてうんざりする。特にμ'sのファイナルライブの雰囲気は私の目からすると異常に映る。感動の押し売り感が強すぎてどうにも気持ち悪いとしか思えなかった。アニメ本編に関してもなぜか深刻になりまくって感動に結びつける話の展開にはうんざりしてくる。アイドルはなぜか悩みに耽り、それを乗り越えて舞台で輝くみたいな展開はもうお腹いっぱいだ。

 

代わって「ろこどる」はあくまでもローカルアイドルであって流川市という自治体のために存在しているというのがとても心地よかった。他のアイドルアニメの登場人物ほどギラついた感情をアイドル活動に対して持っていないことがプラスに働いている。特に主人公の市民の血税をムダにすることはできないという意識には感服する。お金に対して正しい意識や庶民的な感覚をしっかり持ち合わせ、特に電波的な行動もせず、責任感が強いという主人公のキャラクターには好感しか抱かない。話の展開が普通のアイドルものと違い、どうアイドルとして成功するかという点に重きを置いておらず、日常系としてのストーリーであるのもよかった。原作が4コママンガであるが故にこのような作品に仕上がったのだとは思うが、アイドルアニメとしては珍しい立ち位置になる作品だろう。続編が見たいと思うことはないが、久しぶりにアイドルアニメとしての存在感を示せたこのランキングには感謝したい。

 

ちなみにこの作品には水瀬いのりが4番手で出演しているが「君なんか顔が違くない?」と思わずにはいられない。この数年で何が水瀬いのりをここまでにさせたのかとはいつも思う。


「普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。」一緒に魚心くんソング踊ってみた。~一番全部踊ってみた。~