アニメ『叛逆性ミリオンアーサー』1話感想 - ミリアサは弱酸性さえあればいい
秋アニメ『叛逆性ミリオンアーサー』1話感想です。
イントロダクション
聖剣『エクスカリバー』。ブリテンの統治を目指し、王を見定めるべく用意された選定の剣。それを抜いた者は『アーサー』と呼ばれ、強大な力を手にした。だが、エクスカリバーを引き抜いたのは一人ではなかった。力が大量に生み出されたことにより、伝説が氾濫、歴史の歪みへと繋がってしまう。
歴史を正しく導くため、団長・鉄拳・山猫・閣下・錬金・流浪と呼ばれる六人のアーサーは、過去の地『ブリテン』へと降り立つ。彼らの使命は、歴史を歪めるエクスカリバーを全て叩き折ること。その数、およそ100万。これは、過去への叛逆。そして、未来(いま)を守る戦いである――。
スタッフ
原作:スクウェア・エニックス / 監督:鈴木洋平 / シリーズ構成:玉井☆豪 / キャラクターデザイン:斎藤良成 / サブデザイン:小野田将人 / 美術監督:内藤健 / 色彩設計:溝詩帆 / 撮影監督:黒澤豊 / 編集:近藤勇二 /音響監督:岩浪美和 / 音響制作:マジックカプセル / 音楽:椎名豪 / 音楽制作:ランティス / プロデュース:ジェンコ / アニメーション制作:J.C.STAFF
キャスト
団長アーサー:雨宮天 / 鉄拳アーサー:柿原徹也 / 山猫アーサー:竹達彩奈 / 閣下アーサー:花江夏樹 / 錬金アーサー:水瀬いのり / 流浪アーサー:中村悠一 / ナックラヴィ:茜屋日海夏 / ティターニア:高橋李依 / クーピー:東山奈央 / ブリギッテ:芹澤優 / ボダッハ:三森すずこ / ベトール:日高里菜
あらすじ
歴史を歪めるという100万本のエクスカリバーを叩き折るため過去に向かう団長・鉄拳・閣下・錬金・山猫・流浪ら6人のアーサーたち。団長はそれ以外の者に遅れてターミネーターのようにやってきた。
各アーサー陣が一同に介し顔見せの時、団長アーサーは皆を喜ばせるべく、バニーガールの姿で巨大なケーキの中から登場する。しかし皆の反応は冷めたものだった。
挽回するべく、ホームパーティーで皆との親睦を深めようとする団長だったが、招待状をまともに読んでくれた者は1人もなく、参加者は団長ら以外には1人としていなかった。星飛雄馬ばりに落ち込む団長。
各人が単独行動を始めるが、6人のアーサーが未来からやってきたことは占いアーサーからもたらされた情報により筒抜けだった。1万人のアーサーが集結し、彼ら6人を待ち受ける。
翌朝、敵が来るという予感を感じる団長。本来のリーダーシップを発揮し、6人を取りまとめ1万人のアーサーと対峙する。彼らはその実力を遺憾なく発揮し、あっさりと1万の軍勢を返り討ちにし、更には外敵すらもあっさりと屠ってみせるのだった。
感想
弱酸性や実在性で有名なミリオンアーサーシリーズの初のまとも?なアニメ化作品である『叛逆性ミリオンアーサー』が放送開始されました。実はこれまで一番熱心にプレイした覚えがあるアプリゲームが『拡散性ミリオンアーサー』である私はこのシリーズのことをよく知ってます。まあこのシリーズを知っている人なら誰もが期待できるようなアニメにはならないと思っていたのではないでしょうか。期待通りといえばいいのか、期待はずれと言えばいいのかはっきりいってアニメ自体は微妙としか言いようがない。アニメが開始される前に2週にも渡り、声優とプロデューサーが顔出しで出てくる番組を放送するようなミリアサですから内容はお察しです。全編に渡りお寒いギャグとわかりにくいパロディばかりで構成されています。ストーリーなんて一番期待してはいけません。キャラクターの絵自体は可愛いですし、サービス精神も旺盛で声優も豪華ですので、そういう部分を目当てに見るのはいいかもしれません。
しかし後半のCパートに『弱酸性ミリオンアーサー』を持ってきたのは評価したい。アプリをやっていたときからこの弱酸性が本編という言い方をされることもありました。1話の段階ではまだ本来のキレがある弱酸性ではないなと思うような内容でしたが、これからもっとひどい内容が見られることでしょう。